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歌舞伎役者の市川海老蔵。今回、マクアケへの出資を発表した。

10月10日、歌舞伎役者の市川海老蔵がクラウドファンディング企業「マクアケ」への出資を発表した。

──あれ? そのニュースはもう聞いたよと錯覚を起こす人がいるかもしれない。8月にも同じくマクアケ(当時の社名はサイバーエージェント・クラウドファンディング)に、サッカー選手の本田圭佑が出資を発表しているからだ。

なぜ、立て続けに著名人がマクアケに出資をするのか。市川海老蔵の話を通して見えてきたのは、資本ではなく「思想の提携」とも言えるポスト資本主義の胎動だ。

「本田さんのニュースをネットで見たとき、最初は彼ならやりそうだな、と思ったんです」と、市川は言う。

「でも、再度読み返して『これは面白い!』と。アイデアを具現化するために、みんなで足を運び、汗をかくということを僕は今までやってきて、色々と欠点も見えてきた。その点クラウドファンディングはすごく可能性があるから速攻でやりたいと思ったんです」

実は市川とマクアケの出会いは、今回の出資が初めてではない。2013年、同社はサイバーエージェントの100%子会社として、中山亮太郎が設立。この頃、中山が注目したのが、市川が長野県志賀高原で行なっていた植樹プロジェクト「ABMORI(エビモリ)」だった。

「植樹は意義があることだけど、簡単ではありません。1つ500円の苗に加えてボランティア経費などもかかるから、かなりのお金が必要だったんです」と市川は同プロジェクトを振り返る。この活路を切り開いたのが、クラウドファンディングだった。

「活動を成功させることができたのは、地球環境を守りたいというある種当たり前の感情に共感してくれた人がたくさんいたから。今から植樹をすれば確実に環境破壊の食い止めにつながるのに政府や行政がなかなか行動できないのなら、『問題意識を持っている人たちで動けばいいじゃん』と思えたんです」


(左から)歌舞伎役者 市川海老蔵、マクアケ中山亮太郎、サイバーエージェント藤田晋

それから4年。2017年8月、本田が出資するニュースを聞いた市川はすぐさま行動を決めたという。サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋は「一緒に食事をしている時に、突然ボソッと出資の話を持ちかけられたんです」とそのときの様子を振り返った。

文=野口直希 写真=小田駿一

 

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