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2017.10.25

吸う人と吸わない人が共存する映画鑑賞空間

NO SMORKING,Ploom TECH ONLY.映画鑑賞空間の新しいスタイル

9月23日の夜、渋谷・公園通りの発端に位置する渋谷HUMAXシネマで行われた「Forbes JAPAN Presents〈20歳以上限定〉大人が嗜む映画鑑賞会TSUNAGU CINEMA’S in TOKYO Vol.2」は、通常の映画鑑賞イベントとはひと味違っていた。

このイベントで行われたのは、最先端・イノベーションをコンセプトとしたライフスタイルを変化させる試み。通常全席禁煙が通例の映画館で、煙の匂いが限りなく気になりにくい低温加熱式たばこ「プルーム・テック」に限り使用可能にすることによって、吸う人と吸わない人が、共存できる映画鑑賞空間を生み出した。

集まった約100名が鑑賞したのは、還暦を経てもまだまだアクション俳優としての地位を譲ろうともしない鍛えられた肉体のブルース・ウィリス主演による10月7日公開の話題作『バッド・ウェイヴ』。

そこで探偵に扮したブルースが見せてくれたのは、悪漢スパイダーに麻薬のついでに奪われた愛犬・バディを取り返すために体を張ったアクション。どこか懐かしい。大人のためのエロス・バイオレンスをちりばめながらも、ユーモアを忘れない痛快なストーリーテリングで観客を見事に魅了していく。

そして一息つくシーンで観客が一服するのはプルーム・テック。上映後、使用しながら鑑賞していた男性に聞くと、「たばこの味わいとともに、リラックスして映画を楽しめた」と言う。そして隣席の彼の妻もまた「全くにおいを感じなくて驚きました」と語った。こうした喫煙者・非喫煙者のカップルが各々我慢することなく、自由な楽しみ方ができるこの空間こそ、未来のスタイルになるはずだ。

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キャッチコピーは「世界一ついてないあの男、完全復活!」。ブルース・ウィリス演じる探偵が、さまざまなトラブルに巻き込まれながら、誘拐されてしまった愛犬を救おうと奔走する、痛快アクションムービー。
『バッド・ウェイヴ』|2017|アメリカ|94分 (C)クロックワークス

text by Shimizu Ryoichi photographs by Kiyoshi Hirasawa edit by Yasumasa Akashi

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