キャリア・教育

2017.10.08 08:00

今年中に転職したい! 実践すべき5つの時間管理法

Photo by Geri Lavrov/GettyImages

年末が迫る中、「今年中に新しい仕事を見つける」ことを抱負とする人は多い。来年までに新たなスタートを切りたければ、残りは3か月ほど。時間を賢く管理すれば、まだ十分間に合う時期だ。

残りの3か月で何を、どのようなタイミングで実行すればいいのだろう? ここでは、新年までに新たな仕事を獲得したければ実践すべき5つの時間管理法を紹介する。

1. スケジュールを10時間削る

積極的に作らない限り、時間は魔法のように現れたりはしない。すでに多忙に感じていても、まとまった時間を捻出することが必要だ。目標としては、10時間もあれば十分だ。

この時間を使って履歴書やオンラインプロフィール、自己紹介を更新しよう。また、知識や会社への興味があるという印象を与えるため、目標企業を定めて調査する時間や、人脈作りに取り組んで採用プロセスに結び付ける時間も必要となる。

腰を据えて求職活動を行うための時間は空から降ってくるものではないので、他のことに充てる時間を削ることも考える。つらいかもしれないが、今後数か月の辛抱だ。

私のクライアントは、子どもの相手をする貴重な夜の時間を削ることにした。妻が怒るのではないかと思ったが、仕事の愚痴ばかり言う夫にもっと腹を立てていた妻は、夫の分まで子どもの相手をすることを喜んで引き受けた。彼は現在同じ会社で職務を変え、通常のスケジュールに戻っている。

2. 平日の昼間に時間を確保する

調査や履歴書の更新、人脈作りは勤務時間外にもできるが、採用プロセスが忙しくなって面接が続くと、勤務時間中にも予定を入れる必要が出てくる。

今まで欠勤したことがないのに急に休みがちになると、就職活動がばれるかもしれない。ミーティングが詰まっていることが多ければ、いきなり面接が入っても休みが取れない可能性もある。

面接日程が分からなくても、勤務スケジュールに一定の空き時間を確保しておくこと。面接が入らなければミーティングを入れたり、面接のせいでできなかった仕事に取り組んだりする時間として使う。可能であれば遠隔勤務を申し込んだり、昼食時間を延ばしたり、外部顧客ミーティングを増やしたりして、勤務していない時間が明白にならないようにする。

職場が厳しく、公式に休暇を取る必要がある場合は、残っている休暇を就職活動に合わせて取得しておこう。
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編集=遠藤宗生

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