「新しもの好き」の上司に振り回されない方法とは

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実行より計画に集中する

壮大なアイデアを追い求める上司は、何かを始めたり変えたりするために、あなたにあらゆる要求を突きつけるかもしれない。上司が頻繁に考えを変えることは分かっているので、最初に言われたことを実行するよりは、次のステップの概要を作り、確認が取れるのを待ってから先に進むようにする。

概要の内容は、プロジェクトの予算を組むことかもしれないし、参加メンバーの顔触れを考えることかもしれない。上司がプロジェクト継続を決めたら、下調べは十分にできている。だが見送りになっても、無駄な労力を注いでしまうことは避けられる。
 
怒りを抑える訓練をする

私は以前、プロジェクトを開始しては止めることは無駄だと言って、すっかり腹を立てているクライアントにコーチングをしたことがある。彼女は、深入りせずスピードを重視し、実行に移す前に計画を立てるよう取り組んだ。結果として、新たな要望の嵐にうまく対応できるようになった。

彼女は同時に、怒りの感情を持たないようにすることに取り組んだ。最終的に、これが会社のやり方であり、ここで成功するには自分の働き方を会社に合わせる必要があるのだと納得できるようになった。


自分だったら、もっと違った方法で会社を運営するかもしれない。もしあなたが管理職なら、チームメンバーに与える仕事についてもっと配慮できることを願う。だがあなたは同時に、周囲の仕事のペースや、市場環境の状況、トップによる最終決断を考慮して、柔軟に対応する必要がある。平常心を保つための上記の3つのヒントを活用し、うまく対応しよう!

編集=遠藤宗生

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