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消費経済:小売業とそれを改革する人々について執筆

hoto By Cyrus McCrimmon/The Denver Post via Getty Images

2008年当時、ギグエコノミーの旗手として注目を集めたスタートアップ企業が「TaskRabbit」だった。アプリを通じて様々な雑用を依頼できるTaskRabbitは、“タスカー”と呼ばれる個人の働き手を自宅や職場などに呼び寄せ、家具の組み立てや、人気レストランの順番待ちの代行などを頼めるサービスとして人気を博した。

それから約10年が経ち、経営不振がささやかれるTaskRabbitをスウェーデンのイケア(IKEA)が買収することになった。このニュースはRecodeが最初に報じた。買収額は明かされていない。

「この買収は完璧な相乗効果を生むことになる」とTaskRabbitの役員でShasta VenturesのパートナーでもあるTod Francisは述べた。

「現状で既にTaskRabbitの受託業務のかなりの割合を家具の組み立てが占めており、イケアの家具関連の業務や配送作業も多い。この提携は最適なシナジーを生み出せる」

イケアとTaskRabbitとの取り組みは2016年11月から始まった。イケアはまずパイロットプログラムとして、顧客がタスカーたちに家具の組み立てを依頼できるサービスの提供を始めた。

イケアグループのCEOを務めるJesper Brodinはプレスリリースで、「我が社がオンデマンドサービスやシェアリングエコノミー分野に参入することは、顧客の暮らしをより良いものにする」と述べた。

Francisによると「タスカーたちは家具の組み立てだけでなく、既に配送業務の受託も行っている」という。イケア側も、今回の提携で顧客らがTaskRabbitのサービスにアクセスしやすくなると述べている。

買収の完了後もTaskRabbitは独立企業として運営を続け、サンフランシスコの本社でのオペレーションを続行。TaskRabbitのCEOのStacey Brown-Philpotは現状のポジションのまま社員数60名の同社を率いていく。報道によると同社は3500万ドル(約40億円)以上の出資をFloodgateやShasta Ventures 、Lightspeed Venture Partnersらから受けているという。

編集=上田裕資

 

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