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世界37カ国、700万人が愛読する経済誌の日本版

Champiofoto /Shutterstock.com

ロボットとの協働、トラックの自動運転化……。アナログな手法が一般的だった物流業界だが、ここ数年、テクノロジーが浸透し始め、ハイテク化が進んでいる。

人とモノ、人と機械、企業と企業がつながるコネクテッド・インダストリーズ。「物流」を変える4つの最新事例を紹介する。


1. ロボットがピッキングを担当|アスクル、MUJIN

伝票や発注書どおりに商品を取り出し、仕分けを行う。いわゆる、「ピッキング」作業は、想像以上に骨の折れる仕事だ。小さい文房具なども多く扱うオフィス通販サイト「アスクル」は、このピッキング作業をロボットに任せてしまおうと考えた。

同社が提携するのは知能ロボットコントローラを開発する、「MUJIN」。両社はお互いのアセットである、物流センターのノウハウとロボティクス技術を活用し、動作計画の技術を搭載したピッキングシステムを開発。現在、アスクルの物流センターに導入され、自動で商品のピッキングを行っている。

2. 気象データから最適な航路を提案|ウェザーニュース

世界の気象情報を提供する、ウェザーニューズ。同社は自社サービス「Optimum Ship Routeing(OSR)」を通じて、船に最適な航路を薦めている。世界中の気象機関が提供する気象情報だけでなく風、波、海流、潮流の状況、6000隻の船から送られてくるリポートなど、さまざまなデータを独自の予測モデルを用いてリアルタイムに解析。気象・海象のリスクを考慮しながら、最も燃費の効率が良い航路を紹介してくれる。

2016年、海運業界の世界最大手Maersk Groupと契約を結び、約800隻の船にサービスを提供している。

3. 連結トラックの無人運転を実現|豊田通商

物流業界のドライバー不足が深刻化している現在。豊田通商は、この問題を自動走行機能を活用したトラックの隊列走行によって解決しようとしている。先頭のトラックをドライバーが運転。後続のトラックは電子的に連結し、隊列を形成する、というものだ。

この取り組みは、経産省が公募した「スマートモビリティシステム研究開発・実証事業」のうち、「トラックの隊列走行の社会実装に向けた実証」に採択。現在、実証実験の準備を進めている。将来的には省人化や安全性向上、物流業界のドライバー不足の解消にもつなげられると期待される。

5. トラックも運転手も「シェア」の時代へ|ラクスル

クラウド型のネット印刷サービスを手がける、ラクスル。同社は2015年12月、運送マッチングサービス「ハコベル」を立ち上げた。このサービスは、荷主がPCやスマートフォンから集荷、場所などの必要な情報を入力し、予約を行う。すると、ハコベルに登録したドライバーとマッチングされる、という仕組みだ。

24時間365日、インターネットから簡単に配送の予約申し込みができるだけでなく、配送状況をリアルタイムで確認することも可能。また、配送依頼は専用アプリからプッシュ通知でダイレクトにドライバーに届くので、ドライバーは仕事が入っていない時間帯を利活用し、稼働率を高めている。

ハコベルは、インターネットを使ってドライバーが稼働していない時間を有効活用することで、低価格な運配送の仕組みを実現。サービス利用後には利用者がドライバーを評価する仕組みを設け、優良ドライバーのみをネットワークすることで、高品質のサービスを提供している。最近、ヤマトホールディングスと資本提携したことも話題を呼んだ。

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「現場が変わる」 / 「暮らしが変わる」

編集=新國翔太

 

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