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2017.09.23 11:00

美食とともに楽しむ世界のリゾート6選

TATEL Miami(タテル・マイアミ)

「ホテル滞在においては食事が重要だ」などとあらたまって口外することは、超有名シェフの話をする際に「彼は黒トリュフについていくらか詳しいようだ」と言うようなもので、控えめかつ当たり前な表現だ。バケーションにおいて食事が決定的な要素であることは、誰もが知っている。

もちろん、ホテルもそのことを承知している。そして我らが「フォーブス・トラベル・ガイド」の調査員たちも、それを十分に理解しているのだ。今回は、「ただのリゾートでは物足りない」というあなたのために、食にもこだわる6つの厳選ホテルをを紹介しよう。



1. 程よく上質なエレガンスを求めるなら
Belmond Hotel Cipriani|イタリア・ヴェネツィア

ヴェネツィアきっての5つ星ホテル、Belmond Hotel(ベルモンド・ホテル)。サン・マルコ広場からホテル専用のシャトルボートで4分。ジュデッカ島の先端に位置し、ラグーンとドゥカーレ宮殿を望む、格別の眺めを愉しめる。クラシックなベニス様式で統一され、同じくヴェニスの手工業で装飾されたインテリアはまさにエレガンスの極みだ。
 
沈みゆく夕日を愉しめるGabbiano Barで注目したいのはスナックへのこだわり。新鮮なパルメザンチーズのブロックや、美しく盛り付けられたカナッペで愉しませてくれる。ピーナッツでごまかすのではなく、伝統的なカナッペを一面に並べて出してくれる、世界でも数少ないホテルのひとつだろう。

そして、特筆すべきなのはレストランOroでの体験だ。程よい大きさの上品な店内で味わえるのはラグーンの眺望と、エグゼクティブ・シェフのダヴィデ・ビゼットによるイマジネーションあふれるイタリア料理だ。



2. 至れり尽くせりを求めるなら
Hotel Bel-Air|アメリカ・ロサンゼルス

1946年に開業したホテル ベル・エア。かのグレース・ケリーにも愛され、ビバリーヒルズの近くにある高級住宅街ベル・エアに位置し、ハリウッドのセレブリティーや世界中のVIPを愉しませてきた。
 
このホテルのルームサービスは格別。部屋から出ることなく、エレガントな陶磁器に盛り付けられたトップ・クオリティーのレストラン食を愉しむことができる。ウェイターが膝にナプキンをかけてくれ、ワインをテイスティングし、新鮮なパンを好きなだけ選ぶ……。


 
フォーブス・トラベル・ガイドの調査員は、アイオリソースとエシャロットのマーマレードを添えたチーズバーガーから、リガトーニ・アッラ・ノルマまであらゆるメニューを味わった。メリーランド・クラブケーキとツナのタルタル、シャルキュトリーからチーズまで、そのメニューは広範囲にわたる。もちろん食事に合わせるドリンクも豊富に揃う。

3. ギャンブルに興じながらのおいしい食事を求めるなら
Altira Macau|中国 ・マカオ

総客室数216室、38階建て。この巨大なカジノホテルにおいて、食事は決して「ついでのもの」ではない。というのも、このホテルにはなんと5つ星レストランがふたつもあるのだ。そのひとつ、10階にあるレストランAuroraが提供するのは、イタリア・プッリャ州にインスパイアされたイタリア料理で、新鮮な魚介類が楽しめる。この店のチーズ、特にブッラータ・チーズはマカオでも指折りの一品。決して忘れることなく注文を。また、屋外のテラス席から一望できる世界遺産であるマカオ歴史地区も見もの。
 
もし日本食が恋しくなってしまったなら、この地域で屈指の天ぷら店Tenmasa(天政)へ。素材は週に何便も日本から運ばれてくる。



ちなみに、このホテルのスパもまた、フォーブス・トラベル・ガイド5つ星を7年連続で獲得した極上の体験ができる場所。究極の癒やしもぜひ体験して欲しいところだ。
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文=青山鼓

この記事は 「Forbes JAPAN No.38 2017年9月号(2017/07/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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