クリエイティビティは「心身の健康から」 坐禅歴10年の社長に聞く

佐藤英志 太陽ホールディングス代表取締役社長 (写真=yOU)


やはりクリエイティビティは心身の健康からだと思います。私自身は30代後半から体力の衰えを感じ、健康管理を心がけるようになりました。

いまは早朝のストレッチとジムワークが日課。坐禅も10年間続けており、現在は「全生庵」の僧侶が赤坂で開催する月1回の坐禅に参加しています。とはいえ、1時間「無」にはなれず、むしろ熟考してしまっているのですが(笑)。5分、10分の分断された考えごとよりはよい結果が出るのではないか、「感情のコントロール」には有効なのではないか、とそんな期待もあって続けています。

佐藤英志のある1日

5:15 起床
5:20〜5:40 食事の支度
5:40〜6:00 新聞・メールチェック
6:00〜6:25 ニュース視聴・ストレッチ
6:30〜7:15 ジム
7:15〜7:45 朝食
8:30 出社(週のうち半分は外出先へ)
9:00〜12:00 会議・来客(30分刻み)
12:00〜13:00 ランチ(摂らないことも多い)
13:00〜17:00 会議・来客(30分刻み)
17:00 退社
18:00〜21:00 会食
22:00 帰宅
24:00 就寝

佐藤英志が大切にするもの



ランニングウェア

社員と「鉄人4626」というマラソン同好会をつくりました。4626は上場している証券コード。練馬区、小川町、諏訪湖など年に5、6回ほど出場しています。最近の新入社員が意欲的で、諏訪湖は18人で出場する予定です。もはや一大勢力ですね(笑)。

モンブランの万年筆
20年前、監査法人のトーマツを辞めるときに、同期入社の親しい友人からもらったもの。重要なサインはいつもこれでしています。


さとう・えいじ◎ 1969年、東京都生まれ。中央大学経済学部を卒業後、監査法人トーマツに入所。コンサルティング会社を設立後、複数の事業会社の経営を経て、2008年6月に太陽ホールディングス取締役に就任。11年より現職。

構成=堀 香織

この記事は 「Forbes JAPAN No.38 2017年9月号(2017/07/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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