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I write about Uber, the sharing economy and startups.

Dragon Images / shutterstock.com

明るいグリーンのシェア自転車が、全米各地に進出を開始し、アメリカを代表するベンチャーキャピタルから資金調達を果たした。創業からわずか9ヶ月の「LimeBike」が数千万ドルに及ぶ資金を獲得したことが、複数の関係者の証言から明らかになった。

一部関係筋の話では今回の調達に際し、LimeBikeの企業価値は約2億ドルと算定され、Coatue Managementの主導によるものとされる。LimeBike側も出資者側もコメントは控えている。LimeBikeは3月にアンドリーセンホロウィッツから1200万ドルのシリーズA資金調達を行っていた。

LimeBikeが提供する自転車シェアのサービスは、これまでニューヨークやパリで展開されていたサービスとは違い、専用の駐輪ドックを用いないドックレス形式のものだ。利用者はアプリから最寄りの自転車を探して、好きな場所までその自転車で移動する。目的地に到着後は好きな場所で乗り捨てて、アプリから自転車をロックしてその場を立ち去る形式だ。

LimeBikeは既に米国各地に拠点を広げ、ダラスやシアトル、インディアナ州のノートルダム大学やノースキャロライナ大学グリーンズボロ校のキャンパスなど16の地域で運営中だ。

ドックレス形式の自転車シェアは中国のMobikeやofoらが莫大な資金を調達して人気となっており、このビジネスモデルが米国でも適用可能か、テストが始まっている。

米国での自転車シェア分野では他にも競合が存在するが、LimeBikeは恐らく最も多額の資金調達を果たした企業といえる。シアトルでLimeBikeは5月に800万ドルの資金をGrishin Roboticsから調達したSpinを打ち負かそうとしている。中国のofoも先日、米国でのサービスをシアトルから始動した。

LimeBikeは既に15万人以上の利用者を抱え、利用回数は25万件を突破したという。しかし、導入が始まった地域では、住民から不満の声もあがりはじめた。特にシアトルでは競争が過熱気味で一部の住民から怒りも買っている。「我が家の軒先に停めてある自転車を見つけたら、容赦なくゴミ箱に放り込んでやる」と述べる住民もいるほどだ。

一方で投資家らは人々の利用マナーが向上するにつれ、この問題は解決すると見込んでいる。アンドリーセンホロウィッツのJeff Jordanは3月のフォーブスの取材に対し、現在の自転車シェアを取り巻く状況は、初期のエアビーアンドビーと類似していると述べた。

「見知らぬ他人の家に宿泊するなんていうアイデアが、受け入れられるだろうかと人々は思った。でも、我々は人々の意識が変わる方向に賭けた。それと同じことが自転車シェアについてもいえる」とJordanは述べた。

編集=上田裕資

 

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