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ImageFlow / shutterstock

最近の米国の家庭では、ほとんどがセックスやドラッグ、政治問題をはじめどんなことでも話し合うらしい。だが、お金の問題は依然として、数少ないタブーの一つだ。米経済専門放送局CNBCによると、「富裕層の90%は、子供が相続することになる金額などについて教えない」という。

ただ、資産管理アドバイザーや専門家らの多くは、「それは誤りだ」「コミュニケーション不足は最悪の事態を招く原因、家庭内の争いの種になる」と言うだろう。つまり、子供とお金の話をすることは必要だというのだ。だが、そうした主張は間違いだ。

必要なのは、「お金」について話すことではなく、子供たちが「継承するもの」について話すことだ。お金の価値は使い方と、使われた目的によって決まる。お金そのものについて話し始めれば、それが何のために使われたかという最も大事な点が見失われることになる。相続する子供に「お金」について話してはいけない理由は、主に3つある。

1. 次世代は「受け継ぐもの」につながりを感じる

ミレニアル世代が「モノ」より「経験」を志向し、目的意識が高いことはすでに広く知られている。できる限り多くのお金を貯めること、満ち足りた生活をすることをそれほど重視していない。

新たに遺産を築いていくこの世代は、家族が保有する資産より、それまでの家族の経験、価値観、目的を受け継ぎたいと考える。一家が経営する企業の資産価値ではなく、創業のきっかけなどについて話すべきだ。

 2. 「価値を創造」するための基盤が必要

「お金」について話すのを避けることで、家族間における富の移転や遺産の継承といったより重要な側面について話し合うことができるだろう。知識や価値観、リーダーシップに関わる能力などは、一家の富や遺産を築いていくための基礎となるものだ。

3. 子供に残すのは権利ではなく「責任」

相続させる財産がある親たちは、「子供を甘やかしたくない」「権利を得たと思わせたくない」といった心配をする。継承する資産の額を知れば、子供は学業や仕事について短絡的な思考に走るかもしれないし、やる気を失うかもしれない。

だが、一家が受け継いできたものや将来を担うことについて教えることは、子供に権利を与えることではなく、責任を負わせることだ。継承していくためには、多大な努力と尽力が必要になる。その責任を負う準備を整えさせることは、子供が一家の富と遺産の管理において過ちを犯すリスクを避けることにつながる。結果として子供は、親たちの努力に対する感謝の気持ちと責任感、敬意の念を持った勤勉な大人に成長することになるだろう。

編集=木内涼子

 

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