採用される人、されない人についての真実

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求職者の多くが、仕事の面接に落ちると、自分が何らかのへまをやらかしたと思い込んでしまうが、それはばかばかしい考えだ。1つのポジションをめぐり面接を受ける人の数は6~8人、時にはそれ以上に上る。採用されるのは1人のみだ。

面接に落ちたからといって、自分を責めてはいけない。不採用には何の意味もない。採用されても、その仕事が大嫌いになる可能性もある。

世界中の人に自分の才能を認めてもらう必要はない。あなたの波長に共鳴する人がいる一方で、あなたの持つ才能を見出すことができず採用に値しないと考える人も多くいる。

自分と同じ波長で共鳴する人を探すことに集中し、それ以外の人は忘れよう。あなたのするべきことは、ありのままの自分となることで、採用担当者が会いたいと思う人物になることではない。

自分と合う採用担当者に会うと、互いに分かるものだ。その面接にたどり着くまでに乗り越えてきた挫折や困難が、突如として意味のある投資に思えるだろう。

あなたのするべきことは、面接を受けるすべての職に採用されることではない。自分を小さな箱に押し込めて、あなたの素晴らしさを決して理解できない人に好かれるよう取り繕うことでもない。

自分の道を歩み続けよう。自分に合った上司は、思いがけない時に現れるのだ。

編集=遠藤宗生

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