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BestStockFoto / shutterstock.com

音楽業界関係者の誰もが失敗に終わると予測した、ラッパーのジェイ・Zが運営するストリーミングサービス「Tidal」が予想外の成功を収めているようだ。アプリのダウンロード数や売上を調査するプラットフォーム、App AnnieのデータによるとTidalは米国のアップストアの売上の総合ランキングで現在36位に入り、音楽カテゴリでは5位となっている。

2016年の時点ではアプリ業界の関係者らはTidalを物笑いのタネとして捉えていた。しかしTidalは今ではiOSでユーチューブの音楽アプリ「YouTube Music」や「iHeartRadio」よりも大きな売上を生むアプリに成長した。

興味深いことに、Tidalは米国のiOSのダウンロード件数では音楽カテゴリで34位という成績だ。しかし、売上では5位ということはTidalがいかにマネタイズに力を入れているかを示している。

米国のiOSの音楽カテゴリの売上げランキングで現在1位となっているのは「Pandora」だ。2位には「Spotify」が入っている。しかし、App Annieのデータはアップルの「Apple Music」をランキング圏外としている点が気になる。

筆者はApple Musicの売上はPandoraに匹敵するレベルではないかと推測するが、恐らくApp Annieはアップルのアプリの売上を、サードパーティのアプリの売上と同じ指標では把握できていないのではないかと考えている。

直近の統計ではApple Musicは2700万人の有料利用者を抱えているとされていた。一方でPandoraには8100万人の利用者がいるが、有料ユーザー数はアップルを下回り、来年ようやく1800万人に達する見込みとされていた。

Tidalの売りは他のストリーミングサービスよりも高音質で楽曲が楽しめる点と、ジェイ・Zやビヨンセ、カニエ・ウェストらの楽曲が独占配信されていることだ。アプリの売上に限っていうと、少なくともその戦略は成功を収めているようだ。

編集=上田裕資

 

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