今年5月、ゴミ処理業界の大手が集うWasteExpoの会場でも、ルビコンは批判を浴びた。ウェイスト・コネクションズのCEOはルビコンが、環境に優しい革新的なビジネスモデルを提唱していることについて、「彼らの事業は従来のゴミ処理業者がやっていることと、全く変わりがない」と非難した。
ウーバー出身でルビコンの戦略主任を務めるMichael Allegrettiは、この手の批判にはもううんざりだと話し、今後も継続して全国規模のNPOとの取り組みを進めていくと述べた。アトランタなどの行政当局とのパイロットプログラムも続行していく。
ルビコンはジョージア州コロンバスや、ニューメキシコ州サンタフェでもパイロットプログラムを始動した。今年中に全米の15都市と提携を行う計画だ。
今回の資金調達を主導したメキシコのPromecapの会長は「ルビコンには今後のゴミ処理やリサイクルの在り方についての明確なビジョンがある」と述べた。モリスは現在の心境を次のように語った。
「私たちは以前にも増してハングリーな気持ちで事業に挑んでいる。これまで様々な困難にぶちあたってきたが、今後も実行あるのみだという気持ちでいる」