上司との関係をうまく管理する方法

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4. 問題ではなく解決策を提示する

上司が最も聞きたくないのは、新たに出現した問題についてだ。自分が上司に報告する問題の数にチームメンバーの数を掛け算してみれば、上司が山積した問題に埋もれてしまうことが分かるだろう。

理想的な社員となるためには、まず自力で扱える問題と、上司に報告するべき問題を判別しよう。上司に知らせるべき問題については、問題を特定し自分なりの解決策を考えて提示すること。

上司が問題解決に寄与する機会を提供し、自分が思う解決策とその理由をいつでも伝えられるようにしておこう。上司には自分のことを「問題」でなく「問題解決者」と思ってほしいはずだ。

5. 上司のメンターになる

あなたには、上司の大きな助けとなるような知識やスキルがあるはずだ。上司にさらなる成功をもたらすために、自分は何ができるかを考えよう。

上司のリンクトインのプロフィールが時代遅れの内容のままかもしれないし、ツイッターの始め方が分からず困っているかもしれない。上司のパワーポイントを劇的に変身させられる気の利いた機能を、あなたは知っているかもしれない。

万能な上司など存在しなく、たいていの人にはどこか改善したい分野があるはずだ。次に上司が挑戦したいと思っているものを突き止め、その希望を実現するために役立つスキルを特定し、自分が役に立てることを探そう。上司が必要としているのはおそらく、ネットワーク作りや、対外発信の強化、あるいはカメラの前での自然な振る舞い方の習得かもしれない。


上司とあなたはとても違った性格かもしれないが、上記の5つの行動を取れば、個人的な問題に惑わされることなくプロとしての振る舞いに集中でき、キャリアを駆け上がることができるだろう。

編集=遠藤宗生

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