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I write about interesting Chinese companies

Photo by Justin Sullivan / Getty Images

アップルは9月12日、iPhoneの10周年記念モデル「iPhone X」を発表した。新端末を投入することでアップルは中国での売上回復を望んでいる。

中国の消費者は2015年のiPhone 6 や6 Plusに飛びついた。同年、アップルの中国での売上は出荷台数ベースで70%増となった。しかし、それ以来アップルの中国での売上は2年連続で減少している。背景には中国メーカーらがアップルより安く、性能面でも優れた端末を販売し始めたことがあげられる。

iPhone Xの中国での販売価格は約1287ドル(約14万円)で、最も高額なiPhoneになる。フェイスIDを通じたモバイル決済やAR、表情に応じて変化する絵文字といった先進的機能が搭載されているが、これらが中国人を説得できるかどうかはかなり疑問だ。

中国の競合が安価で高性能なスマホを投入しているなかで、iPhone Xの価格は高すぎる。シャオミの最新端末「Mi MIX 2」は約500ドルだが、ディスプレイは完全ベゼルレスで十分にハイエンドモデルといえる。ファーウェイが10月に発表する「Mate 10」には、人工知能対応のチップ「Kirin 970」が搭載され、かつてないカメラ性能が売りだ。
出荷台数で中国最大のスマホメーカーとなったOPPOも、今年後半に新たなフルスクリーンモデルを投入しようとしている。

「iPhone Xは中国では高すぎる。中国での売上は同時に発表されたiPhone 8シリーズがメインになるだろう」とGartnerの中国アナリストは述べた。しかし、iPhone 8や8 Plusにしても、最低でも900ドルからだ。調査企業Canalysのアナリスト、Jia Moはフォーブスの取材にこう述べた。

「iPhone 8はファーウェイのMate 10などの競合との争いに直面する。900ドルも払わなくても、より品質の高いスマホは中国にいくらでもある」

上海のコンサルタント企業に務めるOlaya Huoも同様の見解だ。彼女はiPhoneを買うとしたら5000人民元(約767ドル)が上限だと話す。「私はずっとファーウェイの製品を選んできた。アップルというブランドに、それほどの大金を払う理由が見いだせない」とHuoは述べた。

編集=上田裕資

 

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