「食を楽しむ」日本のラグジュアリーホテル2選

ホテルオークラ京都

ただのリゾートでは物足りないあなたのために、フォーブス・トラベル・ガイドが特別なリゾートホテルを厳選。 今年のバカンスは、美食とともに楽しむべし。


「バラエティー」を求め、ホテルオークラ京都へ

さまざまな食の探検、それはフォーブス・トラベル・ガイドも薦めるこの歴史的なホテルに滞在する理由になるだろう。なにしろこのホテルオークラ京都には、食事を提供する施設が11もあるのだ。

施設内のベーカリーでアツアツのできたてパンを味わうのもまた一興だが、京都の街並みを一望できる17階「トップラウンジ オリゾンテ」のビュッフェをおすすめしたい。ここでは60種類ものメニューが一日中提供されている。

レストランPittoresque(ピトレスク)では、旬の素材を生かしたモダンフレンチに、セラーから豊富なワインセレクションを合わせてくれる。さらに、鉄板焼きのTokiwa(鉄板焼 ときわ)の鉄板は京都でもひときわ長く、そこで提供される鉄板焼きはインパクト大。日本庭園を眺めながら本格的な京料理が味わえ、茶室とおすしコーナーも備えたIrifune(京料理入舟、メイン写真)もおすすめだ。

「一味違う体験」を求めるなら、ザ・ペニンシュラ 東京へ

東京で最もラグジュアリーな街である銀座にほど近いザ・ペニンシュラ東京。ここでは伝統的な懐石料理を楽しみたい。旬の素材と繊細な盛り付けによる、手の込んだ品々を楽しめる日本食のコース料理だ。

この品のよい5つ星ホテルにある「京都 つる家」は定評ある京都の老舗。懐石を試してみるならここで間違いない。もちろん、外国から訪れたゲストをもてなすのにも最適。

ここに滞在するなら、最上階にあるバー「PETER」にも忘れずに寄ってみてほしい。ザ・ペニンシュラ東京はバーのサービスにおいて世界でも最上級の評価を得ているのだ。

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メタルでできた木とパープルのライティングの下で、特製カクテルTokyo Joe(トーキョー・ジョー)をちびちびとやる。ボンベイ・サファイア、梅酒、ドランブイにクランベリーとレモンのジュースを合わせたカクテルは、メタルのカゴのようなスタンドにステムレスのマティーニグラスで供される。

編集=青山 鼓

この記事は 「Forbes JAPAN No.38 2017年9月号(2017/07/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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