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I write about science, technology and the cultural ripples of both.

Dark Moon Pictures / shutterstock.com

健康への影響に関する研究のうち、コーヒーほど示される結果に違いがあるものは珍しい。そこで、コーヒーを飲むことが私たちの体にもたらす影響のうち、良いニュースとそうではないものについて、主なものをまとめて紹介する。

朗報1:長生きできる?

早期死亡の可能性が、コーヒーを1日2~4杯飲むことで低下していると見られるとした研究結果が発表されている。早期死亡を回避することにつながる原因はいくつか考えられるが、コーヒーに高濃度で含まれる抗酸化物質が細胞を酸化ストレスや炎症から保護していると推測される。あるいは、まだ解明されていない理由が他にあるのかもしれない。

ただ、行われたのはいずれも観察研究であり、相関関係が確認されただけにとどまる。「寿命を延ばす」ことを証明したわけではないことに注意が必要だ。それでも、関連性を示す理由が何であれ、注目すべきと考えるだけの十分な結果が得られている。

悲報1:不眠症の原因になる

「よく眠る」ということに関していえば、コーヒーは私たちにとってあまり良いものではない。カフェインが体内に残る時間は意外に長いため、午後2時ごろを過ぎたら摂取を避けるべきだといわれている。

摂取したカフェインの半分が体外に排出されるのにかかる時間は、およそ6時間。つまり、1日の後半にコーヒーを飲むことは、夜眠れないことに深く関わっていると考えられる。結果として、不眠症が原因となるその他の健康上の問題と関連していることになる。

朗報2:肝臓を保護する可能性がある

コーヒーとお茶を飲むことは、どちらも肝臓の健康に関わっていると見られている。この結果も観測研究から得られたものであり、因果関係を証明するものではないが、(効果があると判断するのに)十分な関連性だとみなされている。

コーヒーやお茶がどのように肝臓を守るかについてはまだ十分に解明されていない。だが、どちらにも細胞の組織を守る効果のある化合物が豊富に含まれている。血液のろ過機能を持つ肝臓は、こうした化合物の恩恵を受けていると考えられる。

悲報2:不安感をもたらす

カフェインは、不安感をコントロールするのに役立つ神経伝達物質のγ-アミノ酪酸(GABA)のレベルを低下させると同時に、主なストレスホルモンであるコルチゾールとエピネフリンの影響を増幅させると考えられている。

コーヒーには、飲むとすぐに及ぼされる影響と、時間をかけてゆっくり現れる影響の2つがある。注意が必要なのは、時間がたった後に出てくる影響だ。体内にカフェインが残っている限りその影響は続くことから、毎日コーヒーを飲む人はほぼ常に、その影響下にあると考えられる。不安感のある人は、飲み方に注意が必要だろう。

編集=木内涼子

 

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