ろくに人の話を聞かず、自分のセールストークをすぐに始める人は、クライアントには好まれない。それも当然だ。人は誰しもが自分の話を聞いてほしいものだ。
特に採用責任者は、自分の話を聞いてほしいと思っている。自分が求めているものと直面している苦しみをあなたが理解していると分かるまで、あなたの輝かしい経歴には目をむけることができない。苦しんでいないのなら、新しい人など雇わないだろう!
面接前にこのテクニックを数日間かけて練習しよう。応募する仕事の中に自分を置いて考えてみること。採用責任者が締り屋のCFOと交わしたであろう会話を想像しよう。どうやってそのポジションの予算を取り付けたのか?
この疑問は、よく考える価値がある。そうすることで、採用責任者の思考を「どの候補者なら私を助けてくれるか」から「この素晴らしい人をどれだけすぐにメンバーに引き入れられるか」へと変えさせる力を、あなたは手にすることができる。