サムスン、360度カメラの新モデル「360 Round」を今週発表か

Ocskay Mark / shutterstock.com

ニュースサイトLetsGoDigitalによると、サムスンは欧州連合知的財産庁(EUIPO)から新たに「360 Round」というデバイスの商標権を取得した。報道によるとこれはカメラ製品で、EUの申請ページの情報もそれを裏づけている。

サムスンは既に360度カメラデバイスの「Gear 360」を発売しているが、その品番はSM-R210だ。今回のデバイスの品番がRM-R260であることからも、これが後継機種であることは明らかだ。Gear 360は今年6月に第2世代のモデルが発売されたばかりだが、新モデルでは高画質化や新機能の導入も期待される。

360 Roundという名前から、新モデルが従来と同様の円形デザインを採用することが予測される。サムスンは2016年に第1弾の360度カメラを発表した後、2世代目となる現行モデルではグリップ部分にバッテリーを内蔵し、操作性を向上させていた。新モデルはさらに小型化を果たすことも予想される。今回の製品名および品番は、韓国の特許庁に提出された情報とも一致している。

360度動画では解像度が非常に重要だ。この分野では従来の4Kに加え8K解像度のデバイスも登場しているが、価格が高くプロ向けの製品といった側面が強い。今回の360 Roundには新たなイメージセンサーや、高ビットレートの録画機能が搭載されることも期待される。

サムスンは9月1日からドイツのベルリンで開催のコンシューマー・エレクトロニクスの見本市「IFA」に出展を予定しており、その場でこのデバイスの詳細が公開されるのかもしれない。

編集=上田裕資

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