テック業界のカリスマCEO、S・ドラキアの異色なマネジメント法

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ドラキアは母親について語る時、言葉を詰まらせる。母親は彼が15歳の時、ロサンゼルスで起きた強盗事件で悲劇的な死を遂げた。彼は今日に至るまで、母親がよく口にしていたインドの教えを心にとめ、それからインスピレーションを得ている。その内容は次の通りだ。

「私たちは誰もが、この世に生を受ける時、掌を握りしめ、蹴り、泣き叫ぶ赤ん坊として生まれてくる。そしてこの世を去る時は、掌を開いて安らかに逝く。それにはこんな理由がある。私たちは皆、特別で唯一無二の才能を持って生まれる。あなたは赤ん坊の頃、この才能を握りしめている。あなたの仕事、つまり人生の意味は、その才能が何かを発見し、それを分け与えることだ。与え終わった時、人生は終わり、安らかな気持ちでこの世を離れることができる」

編集=遠藤宗生

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