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マーケット、ミレニアル世代、マネー担当。

Vadim Ovchinnikov / shutterstock.com

ニューヨーク州のサウサンプトン(Southampton)にある、かつてヘンリー・フォードが所有した大豪邸が驚愕の1億7500万ドル(約191億円)で売りに出されることが決まった。この金額はニューヨークの不動産市場で公に販売される物件としては現時点で最高額だ。全米ではコネチカット州の「Great Island」と並ぶ5位となる(未公開物件も入れるとニューヨークでは2位、全米では7位となる)。

仮にこの物件が現在の価格で取引成立になった場合、米国の不動産取引史上の最高額となる。現在市場1位の物件は2014年5月にヘッジファンドマネージャーBarry Rosensteinが1億4700万ドルで購入したイースト・ハンプトンの大豪邸だ(フォーブスは先日の記事で、ロサンゼルスにある映画プロデューサーのナイル・ニアミの邸宅「The One」が、5億ドルで売りに出されていることを伝えたが、買い手はまだついていない)。

フォード家の邸宅は「Jule Pond」の名で知られており、42エーカー(東京ドーム約3.7個分)の広さがある。不動産業者のBespoke Real EstateのCody Vichinskyによると、土地が広いため購入者は土地の一部を購入するオプションもある。近隣では3エーカーの土地が3000万ドル以上で売れた実績もある。一方で「不動産市場の最盛期は2014年に終わっている」と不動産鑑定士のJonathan Millerは指摘する。

「実勢価格を反映しない希望販売価格が相場を決めてきた時代は終わった。現在の高額物件は世間の目をひくために高い値段がつけられているが、ここ数年で効果のないマーケティング方法だと分かってきた」とMillerは説明する。

高級物件の販売は好調

しかし、高級物件の取引は2017年に入って好調だ。Millerによるとサウサンプトンなど地名に“ハンプトン”が付く物件の平均売却価格は前年比13%増の190万ドルだったという。上位10%に入る高級物件の平均価格は前年比19%増の820万ドルにも上る。

一方で超高級物件に関しては“売れれば御の字”という価格設定が多い。8月上旬にはドラマ「じゃじゃ馬億万長者」で使われたロサンゼルスの大豪邸(高級住宅街ベルエアの敷地面積約2300㎡の「チャートウェル」)が3億5000万ドル(約386億円)で売りに出された。その数日前にはロサンゼルスの「Owlwood Estate」が1億8000万ドルで再び売りに出されている。サウサンプトンでは7月に1億5000万ドルの物件が市場に出た。この地域に関しては3月に1億4500万ドルの物件も登場している。

「超高級物件に関しては、購入者側に“1人だけとびぬけた価格で買うのは嫌だ”という心理があるため、似たような価格になる傾向がある」とMillerは言う。

Vichinskyは自身が担当する物件の価格は正当だとしながらも、「多くの超高級物件は言い値では売れない」としている。

Bespoke Real Estateが取り扱うフォード家の大豪邸は、ロングアイランドで最大の約400メートルにわたるオーシャンフロントビューを売りにしている。東にはメコックス湾、南には大西洋を望める。メインの邸宅は2万平方フィート(約1860㎡)で最近のアメリカにおける一般的な新築物件の8倍の広さだ。12のベッドルームと12のバスルームがあり、自動車6台が入るガレージ、3ベッドルームの馬車置き場、そして温室も敷地内に備えている。

編集=上田裕資

 

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