8月18日、テイラー・スウィフトはインスタグラムやツイッター、フェイスブックの全投稿を削除した。アイコンやカバー写真も全て空白という異様な状態だ。公式サイトのTaylorSwift.comも現在、アクセスができない。
ファンたちはこの状況を彼女が6枚目のアルバムの発表に備えてのことだと受け止め、#TS6IsComing(6枚目がやってくる)というハッシュタグを添えてSNSに投稿している。このハッシュタグはツイッターのトレンドに入り、一部のファンは今年の8月19日がアルバム「1989」の発売のアナウンスから3年目の記念日であると述べている。
新作の発売が迫っていることは以前から報道されていた。これまでのスウィフトの動きから考えて、新作の発表に際しては非常に緻密なマーケティング戦略が練られることが予測される。もしかしたら、今回のSNSからの“ブラックアウト”は新作のテーマと何らかの関連があるのかもしれない。
スウィフトは今年、ほとんど活動をしておらず、ライブを行ったのは2月4日に行われたスーパーボウルの前夜祭のみだった。しかし、スポティファイへの楽曲配信の再開や先日の痴漢訴訟での勝訴、ゼインとのデュエット曲の「フィフティ・シェイズ・ダーカー」の大ヒットなど、今年も様々な形で注目を集めてきた。
彼女がどのような形でインターネットに復帰するのかは非常に興味深い。今年3月の時点でニュースサイトの「TMZ」は、スウィフトが独自のストリーミングサイトを立ち上げるという予測記事を掲載していた。また、彼女のマネージメントチームが「スウィフティーズ」というブランドの商標登録を行ったとの報道もあるが、これが熱心なファン向けの“パーソナライズされたファンクラブ”になる可能性もある。
しかし、スウィフトが目先のお金には困っていないことは明らかた。フォーブスは彼女の純資産を2億8000万ドル(約305億円)と算定している。