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──お二人とも、幼少期に現在につながる原体験があるんですね。その後、中学・高校時代には、どのような学生生活を送られていたんですか?

橋本:多少、校則違反はしました(笑)。猪子さんも、高校時代にふざけたことをしたって言ってましたよね。

猪子:徳島は田舎で緩いから、多少ズレてても最終的な強制力がないんですよ。僕は公立高校に通っていましたが、退学とか停学とかよほどじゃないとないんです。始業時間に間に合ったことなかったし、集会も好きではなく、出ていなかった(笑)。

橋本:堅苦しいのが嫌だったんですか? 校則とか。

猪子:いや、校則は別にどっちでもよくて、高校は大好きだったし、好きな先生もいた。ただ、自分の思想とズレていることを受け入れるのが嫌だったんです。だから、集会や始業式や朝会があるときは、学校を抜け出してた。

橋本:校外に出てたんですか?

猪子:そう。始まる前に校門からふらっと出て、適当に過ごして、終わった頃に戻っていました。でもあるとき、僕がいつもいないことに先生が気づいちゃって、出られないように校門で見張り始めたんです。それで裏門を使い始めたんだけど、今度は先生が裏門にも立っちゃって。最終的には自転車置き場の2階の屋根から、隣にあった教会の2階に飛び移って脱走してました(笑)。

帰るときは正門から戻ってたので、先生に「お前どっから逃げたんだー!」って言われて(笑)ちょっとした知恵比べみたいになってて。公立高校だったので退学させられることもなく、体罰もなく、拘束力もなかったんですよ。今思えば、自由を獲得しやすい環境だったと思います。

橋本:確かに、罰則はなかったですね。僕は自転車通学で、いわゆる"ノーヘル"で乗っているのが先生に見つかったら、自転車版の免停を食らうっていう決まりがあったんです。でも僕の家は中学まで500mくらいだったので、免停になったら歩けばいいやと思って。

先生に「平日は歩いて学校に行くから、土日はノーヘルで友達の家に行っていい?」って聞いたんです。先生は困った顔で「あかん」って。でも僕はどうしてもそれが理解できなかったんで、平日は歩いて、土日はノーヘルでガンガン走ってました(笑)。

猪子:田舎は緩いですよね。反抗期だったわけでもなく、ただ集会が嫌だったんです。

橋本:僕はヘルメットが嫌だった。お互い、理由は単純明快ですね(笑)。

インタビュー=谷本有香 構成=華井由利奈 写真=藤井さおり

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