キャリア・教育

2017.08.13 18:00

起業家が陥る8つの失敗 手遅れになる前に学ぶべき教訓とは

Antonio Guillem / shutterstock.com

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失敗から学ぶのは素晴らしいことだが、他人の失敗から学べればなお良い。起業家にとっては、特にそうだ。ストレスもなく成功し、聡明な起業家でさえ犯してしまうような手痛い間違いを避けられれば、どんなに良いことだろう?
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私も自分の漫画シリーズを成功させるまでには苦労したが、厳しい教訓を得ることができて幸運だったと感じている。一方で多くの起業家は、以下の8つの教訓を学ぶころにはもう手遅れ、という状況に陥ってしまう。これらを今から学んでおけば、時間を大幅に節約できるだろう。

1. 事業計画を「聖典」としない

ビジネスはスカイダイビングのようなものだ。安全に着地するには準備が重要だが、難しいのは飛び降りること。一度飛び出せば、勢いに身を任せられる。事業計画は重要だが、それに固執してはいけない。
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イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、マーク・ザッカーバーグは全員、その場その場の判断で事業を進めてきた。不確実でも一歩踏み出し、不安定さを受け入れ、前進しながら学んでいこう。

2. ネットワーク作りのイベント参加を減らす

時間は世界で最も貴重なリソースだ。多くのイベントに参加すれば「忙しい」とは感じても、生産性は高まらない。商品やサービスの改善に取り組み、現在の顧客から話を聞く方が、成功により大きな影響を与えられる。

3. 標的を絞る

全員を満足させることはできない。少なくとも駆け出しのころは無理だ。今では「何でも屋」になったアマゾンも起業当初は書籍が中心だったように、小さく始めてから最終的に拡大を図る方が賢明だ。あなたの事業を気に入ってくれた少数の人々に焦点を当て、商品の改善を続ければ良い。

クレジットスコア(クレジットカード使用歴などを元に計算される信用偏差値)改善サービスを提供する米企業、クレジットリペアの起業に成功したスコット・スミスはこう語る。「私たちは、非常に的を絞った隙間市場向け金融サービスを提供した。このグループのみに焦点を当てることで、事業は成功した。万人受けを目指していれば、ここまで成功できなかったかもしれない」と述べている。
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編集=遠藤宗生

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