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Rohappy / shutterstock

楽曲のビートを調整しようとすると、サウンドの質が落ちてしまうのが常だ。テンポを速めると楽器と声のピッチが上がってしまい、テンポを遅くすると低音が強調されて、まるでホラー映画のような雰囲気になってしまう。

Elomida Visvikiとグーグルマップの生みの親として知られるLars Rasmussenらが共同創業した「Weav Music」は、毎分60~240ビートの間なら楽曲の質を落とさずに調整できるテクノロジーを開発し、特許を出願中だ。曲のテンポを変えることでエネルギーやムードといった観点においては逆に楽曲が良くなることもあるという。

Weav Musicは8月2日、ランニング用アプリ「Weav Run」においてワーナーミュージックとソニーミュージックから楽曲提供を受けることを発表した。また、ユニバーサルミュージックの楽曲のテスト運用も始まっている。

Weav Musicの技術が役に立つのはランニング用アプリにとどまらない。例えばダンサーが振付に楽曲を合わせたい場合にも有効だろう。また、映画やテレビ番組で挿入される音楽にも使える。曲を作り直す手間を省き、テンポを変えるだけでその場面にピッタリの音楽になるかもしれない。

Rasmussenは「ジャンルによって違うテンポを合わせて簡単にフュージョンが作れる。楽曲はパーソナライズやカスタマイズするための材料になる時代だ。楽曲のテンポを調整できることはバンドを従えているのと同じだ」と説明する。ミュージシャンにとっては手間を減らして収入を増やせる技術でもある。

Weav Musicはプレスリリースで「この技術はフィットネスや瞑想、ダンス、ビデオゲーム、VRなど様々な場面で活用可能だ」と述べた。大手レーベルからの協力も獲得した今、Weav Musicの前途には巨大な可能性が広がっている。

編集=上田裕資

 

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