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この統計から見れば、白人が差別されていることは明らかだ── ということだろうか?

だが、人口に占める特定の人種の割合が大学の新入生に占める割合と同じである必要はあるのだろうか?そうではないはずだ。そうだと主張する人は、この統計結果を正しく理解していない。

米国の白人の出生率は低下している。そして、少数民族の子供の数は増加している。大学に入学する学生の人種構成を全人口における各人種の比率と比較しても、正確な状況を把握することはできない。大学に入学する年齢(18~24歳)の人口が占める割合は、人種によって異なるのだ。

NCESの統計には、より明確にこれらに関する状況を示すものがある。それぞれの人種の18~24歳の人口のうち、学位取得が可能な中等教育後の教育機関に入学した人の割合を示すものだ。1976年には、白人の27.6%、黒人の22.5%、ヒスパニック系の20%が進学していた(その他の人種はデータなし)。

入手可能な最新のデータである2015年の統計について見てみると、割合は以下のように変化している。

・白人: 41.8%
・黒人: 34.9%
・ヒスパニック系: 36.6%
・アジア系: 62.6%
・混血: 38.3%

差別是正措置があっても、進学者の割合が白人より大きいのはアジア系のみだ。さらに、進学する白人の割合は40年前より増加している。

問題はトランプであれ保守派の誰であれ、こうしたデータを理解できないという点にあるのだろうか。それとも、彼らの関心があらゆる面での白人支配を維持することと、高等教育への進学はその実現のためであると考えているという点にあるのだろうか。トランプ政権のその他の事柄に対するこれまでの言動から見て、問題は後者にあると考えられる。

編集=木内涼子

ドナルド・トランプジェフ・セッションズタイムズ

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