山、海、フェスに!注目の「アウトドアテック」5選

gettyimages.com

梅雨も明け、いよいよ夏を迎える。本格的なアウトドアシーズンの到来だ。

夏は定番の海水浴や登山をはじめ、大自然の中を駆け抜ける“トレイルランニング”、「FUJI ROCK FESTIVAL」や「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」などの“野外ロックフェス”など、さまざまなアクティビティがある。

思うがまま、全力で楽しむ──これがアクティビティの醍醐味だったが、スマートフォンの普及とともに、楽しみ方も広がりを見せている。そこで今回、筆者が注目する、「アウトドア×テクノロジー」のサービス・ツールを5つ紹介する。

1. 日本全国のアクティビティが検索・予約できる「asoview!」

どこに行き、何のアクティビティを行うか。ひと昔前であれば、アウトドア雑誌を購入して手に入れていた情報が、今ではウェブで一括検索できる。「asoview!(あそびゅー)」は日本全国のレジャー、体験、遊びの検索、予約が行えるサービス。

同サービスは全国約4600店舗(2017年7月現在)の事業者と提携。これにより、バンジージャンプやシュノーケリング、パラグライダーなど、約390ジャンル、約1万6321件のレジャー、体験、遊びのプランが掲載されている。

これらのプランは日本全国の事業者が考案。asoview!を覗けば、雑誌や旅行サイトでは見つけられない“地域特有”の魅力が詰まった、アクティビティが見つけられるはず。

asoview!:http://www.asoview.com/

2. 山の中でも現在地の確認を可能にする「YAMAP」

雄大な大自然を身近で感じられる「登山・トレッキング」。“山ガール”という言葉が生まれるなど幅広い年齢層に楽しまれている一方、リスクも伴う。警察庁が発表した「平成28年における山岳遭難の概況」によれば、遭難者数は2929人。これは平成27年の調査に次いで、2番目に高い数値。ここ数年で、登山における遭難者の数が増えているのだ。

この問題をテクノロジーの力によって、解決を図っているのが「YAMAP(ヤマップ)」。同アプリは事前に山の地図を印刷できるようにするほか、GPSによって常に自分の現在地を確認できるようにするもの。YAMAPをインストールしたスマートフォンを持っておけば、自分がいまどこにいるのか、迷うこともなくなる。

YAMAPを活用することで、遭難のリスクに怯えることなく、全力で登山・トレッキングが楽しめるようになる。

YAMAP:https://yamap.co.jp/

3. 地元のランナー厳選の“良いコース”が知れる「Runtrip」

ジムで走ったり、自宅の近所を走ったり。普段は近場でランニングを行う機会が多いと思うが、夏休みに入ったら、いつもとが違うランニングの仕方を楽しんでみてはどうだろう?

そこでオススメしたいのが「Runtrip(ラントリップ)」だ。同サービスは、各地域のランナーが自慢のランニングコースが投稿されており、今まで知らなかった“良いランニングコース”を知れるというもの。気に入ったコースがあれば、「行きたい」ボタンを押すことで、どんどんストックしていくことも可能。

また、Runtripは独自にランイベントを開催。このイベントを通じて、ランニング仲間とも知り合うことができ、複数人で一緒に走る楽しさも味わえる。

Runtrip:https://runtrip.jp/

4. 耳につけるだけでグループ通話が手軽に楽しめる「BONX」

友人と一緒にアクティビティを楽しむ祭、ネックとなるのがコミュニケーションだ。どうしても距離が生じてしまったり、体験に没入してしまったり。コミュニケーションをとるのがアクティビティ後になってしまいがちだ。

アクティビティの最中にコミュニケーションがとれたら──コミュニケーションデバイス「BONX」はそんな思いを実現してくれる。どんな距離でも、どんな環境でも、自由に友人たちとコミュニケーションできる。

BONXは耳に装着するウェアラブルデバイス。使い方は専用のアプリをインストールし、BluetoothでBONXと接続するだけ。ボタンなど押す必要もなく、話すだけで友人たちとの通話を楽しむことができる。独自アルゴリズムによって、「はぁはぁ」という息切れや遠くの人の声を拾わないので、会話も快適。

実は筆者、サバイバルゲームを行う際にBONXを使用したことがある。リアルタイムにコミュニケーションがとれ、作戦を立てていくことができたので、違ったサバイバルゲームの楽しむ方が味わえた。野外フェスで友人たちと別行動をとる際、BONXがあると便利かもしれない。価格はひとつ、1万5800円(税込)。

BONX:https://bonx.co/ja/

5. アクティビティの楽しさを倍増させる「Anker」

電源のないアウトドア。アクティビティを思う存分楽しむために欠かせないのが、ポータブル充電器だ。現在、さまざまなポータブル充電器が販売されているが、オススメしたいのは「Anker」のポータブル充電器。

「PowerCore 10000」は180gと軽量でありながら、10000mAhの容量を誇る。iPhone 6sであれば約4回、タブレットは1回以上充電が可能。また価格もアマゾンなら2299円(2017年7月27日時点)というのも魅力的だ。これさえ持っておけば、野外フェスや登山の途中でスマートフォンの充電がなくなってしまった……という事態も防げるだろう。ちょっと変わり種だが、アクティビティには欠かせない相棒になってくれるはずだ。

Anker:https://jp.anker.com/

文=新国翔大

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事