圧迫面接をしてはいけない2つの理由

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面接で良い印象を残すためには、相手の候補者について詳しく知れる機会が持ててうれしい気持ちを伝えることだ。例えば「履歴書を読んで、あなたの今までの職歴と経験について詳しく伺うことをとても楽しみにしていました」と言えば良いだろう。

私はここで、面接が簡単に進みますよと言っているわけではなく、候補者についていろいろ知りたいと言っているだけだ。そうすることで「話をたくさん聞かせてほしい」という期待を伝えることができる。温かくフレンドリーな言い方でこちらの期待を伝え、信頼関係を構築することで、候補者はよりリラックスし、開放的な気持ちになる。

人というものは、話し相手が本心から興味を持ってくれていると感じると、いくらでも自分のことについて話してしまうものだ。人は誰かが何かをしてくれると、心理的にその親切に報いる義務を感じる。古代ローマの雄弁家キケロの格言のように「親切心に報いることほど無視できない義務はない」のだ。

編集=遠藤宗生

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