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科学技術の未来、文化について執筆

amenic181 / shutterstock.com

コーヒー農園で働く人々が、収穫したコーヒー豆と引き換えに、その場でデジタル通貨を受け取れる──。アグテック(農業テクノロジー)企業、Bext360のCEO、ダン・ジョーンズが描くのはそんな未来だ。

米コロラド州本拠のBext360はこれまで120万ドルの資金を調達し、先日、第一号のプロダクトを発表した。コインスター(小銭を紙幣に両替する機械)のようなこのデバイスは、収穫されたばかりの豆のグレードを判別し、その場で支払いを行うことが可能だ。

「このデバイスはマシーンビジョンとAIを活用し、全ての豆のグレードを判定する。そして豆の品質と量に応じた報酬を支払う」とジョーンズは述べる。

このマシンは一度に30キログラムの豆を分析可能で、AからCまで3段階のグレードづけを行う。そして、その場で報酬を提示する仕組みだ。報酬に同意した場合、即座にデジタル通貨が支払われる。ソフトウェアにはStellar.orgのブロックチェーン技術が用いられている。

この仕組みはジョーンズによると、現状のコーヒー農園で用いられる報酬の支払いプロセスを根底から変えるものになるという。「現状で人々は豆の収穫量の記録にカーボン紙を用いている。1940年代と全く同じやり方のままなのだ」

「報酬の受け取りにあたっては、即時決済以外の方法も選べる。生産量を記録しておき、後から市場での相場に応じた報酬を受取ることも可能になる」

Bext360は決済トランザクションからわずかな手数料を徴収するビジネスモデルだ。「このやり方は1枚ごとにわずかな手数料をとっていた、1970年代のコピーマシン業界にも似ている」とジョーンズは言う。

ジョーンズが目標としているのは、時代遅れのコーヒー栽培の現場をテクノロジーの力で変えることだ。「コーヒー農園で働く人々に、品質に応じたフェアな報酬が支払われるようにしたい。それが我々のゴールだ」とジョーンズは話した。

編集=上田裕資

 

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