職場にもいるサイコパス 見分け方と対処法

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以下に、自分の力を取り戻すための方法を紹介する。

1. ひるまない

サイコパスは脅迫や攻撃によって他者を支配しようとする。話すときにあなたを見下ろす姿勢を取ったり、オブラートに包んだ脅迫をしたりするかもしれない。しっかりとした態度で自分の立場を固持し、いじめや嫌がらせは人事部に報告しよう。

2. 冷静さを保つ

冷静さを失うと、サイコパスはこちらの感情を操作可能だと感じ、あなたを支配する力を強めてしまう。相手の行動が許し難いものであっても、冷静さを失わないよう努めることだ。

3. 相手の話をうのみにしない

サイコパスは追い詰められると、責任を他人に押し付けようとする。そうした言い訳を聞き同情してしまえば、相手の思うつぼだ。本当は自分が被害者だということを示すための長話には惑わされないようにしよう。

4. 会話をサイコパス自身に戻す

サイコパスが誰かのせいにしようとしたときは、会話を向こうに戻すこと。「大丈夫ですか? 今日はミーティングで自制心を失っていたので、少しストレスを抱えているのではないかと思っていました」などと言う。相手の欠陥を指摘すれば、その武装を解除できる。

サイコパスは可能な限り避けること

不快な人と同じ職場で働くと、心身の健康に深刻な害が出ることが研究から明らかになっている。そのため、可能ならサイコパスは避けるべきだ。

時には不本意ながら部署を移ったり、転職したりする必要があるかもしれないが、長い目で見ると、健全な人と働くことであなたの人生の質も一気に向上するかもしれない。

職場でサイコパスを避けられないときは、精神を強く保つための積極的な対策を取ること。そしていじめや脅しがあれば、必ず人事部に報告しよう。

編集=遠藤宗生

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