2.「与える人」になる
・慈善団体に協力したり、イベントに参加したり、寄付をしたりすることは大切なことだ。満足感も得られる。ただ、お金はかかる。
・友人や家族にごちそうしたり、お金を貸したりする。また、困っている親戚などの面倒を見たりする。
3.支出に対する注意深さを欠く
・間近になって旅行の計画を立て、割高の料金を払うことになる。
・壊れた物は修理せずに買い換える。
・掃除、洗濯、修理、庭の手入れやペンキ塗りなど、自分でできることもお金を払って人に頼む。
・節約できるところでしようとしない──外出せずに自炊する、旅行にはマイルを使う、買い物を買はバーゲンの時期にする、など。
・ボーナスを「臨時収入」として扱い、使い切ってしまって構わない分と考える。
・購入する必要のない商品を買う──例えば、自宅の水道水が飲料水に適している場合でも、ボトル入りの水を買うなど。
・クレジットカードでローンを組んでおり、利息分の支払いでお金を無駄にしている。
どうすれば貯められる──?
ここまで読み進めてきたあなたは、すでに対策を講じるための最初のステップを踏み出している。自分がどこでどのように、どんなふうにお金を使っているか、認識できたはずだからだ。
お金をぜいたくに使うことは、必ずしも悪いことではない。庭の手入れを業者に頼んでもいいし、パーソナルトレーナーを雇って運動をしてもいい。ただ、重要なこととそうでないことを区別してお金を使うように努め、帳尻を合わせる必要がある。そのために必要なのは、以下のことだ。
・支出を把握する
・まずは一定額を貯金に回し、残る分で生活する
・優先順位を付け、まず使うべきものにお金を使う