マネー

2017.07.14

なぜ貯金が増えないのか? 考え直すべきあなたの習慣

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2.「与える人」になる

・慈善団体に協力したり、イベントに参加したり、寄付をしたりすることは大切なことだ。満足感も得られる。ただ、お金はかかる。

・友人や家族にごちそうしたり、お金を貸したりする。また、困っている親戚などの面倒を見たりする。

3.支出に対する注意深さを欠く

・間近になって旅行の計画を立て、割高の料金を払うことになる。

・壊れた物は修理せずに買い換える。

・掃除、洗濯、修理、庭の手入れやペンキ塗りなど、自分でできることもお金を払って人に頼む。

・節約できるところでしようとしない──外出せずに自炊する、旅行にはマイルを使う、買い物を買はバーゲンの時期にする、など。

・ボーナスを「臨時収入」として扱い、使い切ってしまって構わない分と考える。

・購入する必要のない商品を買う──例えば、自宅の水道水が飲料水に適している場合でも、ボトル入りの水を買うなど。

・クレジットカードでローンを組んでおり、利息分の支払いでお金を無駄にしている。

どうすれば貯められる──?

ここまで読み進めてきたあなたは、すでに対策を講じるための最初のステップを踏み出している。自分がどこでどのように、どんなふうにお金を使っているか、認識できたはずだからだ。

お金をぜいたくに使うことは、必ずしも悪いことではない。庭の手入れを業者に頼んでもいいし、パーソナルトレーナーを雇って運動をしてもいい。ただ、重要なこととそうでないことを区別してお金を使うように努め、帳尻を合わせる必要がある。そのために必要なのは、以下のことだ。

・支出を把握する
・まずは一定額を貯金に回し、残る分で生活する
・優先順位を付け、まず使うべきものにお金を使う

編集=木内涼子

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