クビにならずに上司を批判する方法

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次に、本を改善するために具体的に何ができるかに焦点を当てる。その際、質問を用いるのがお勧めだ。「本の最初で紹介されているような話をもっと入れてはどうでしょうか? 読み手を引き込み続けるにはとても良い方法ではないでしょうか」

最後に「着眼点が素晴らしいと本当に思います。お世辞ではなく、次の版では出版社の目に留まり、多くの人に読まれ話題になるのではないでしょうか」と伝えよう。

スティーブは怒りっぽいかもしれないが、頭が悪いわけではないはずだ。倫理的知性のある批判であれば、受け入れることは自分の利益になる。褒め言葉のサンドイッチは簡単ではないが、挑戦する価値はある。スティーブはあなたのアドバイスに感心し、2人の関係は強化されるだろう。

最後に、もし自分の本のレビューを部下に書かせようと思っている人がいたら、それは権力と地位の乱用なのでやめよう。

編集=遠藤宗生

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