日本人が世界の頂点に! 「シーバスリーガル」カクテルコンペティション

「シーバスリーガル」カクテルコンペティション

いま、酒飲みの間ではカクテルが大ブーム。従来の蒸留酒をリキュールやトニックでアップする(割る)だけではなく、フレッシュなフルーツや、ときにハーブ、スパイスなどを自由な発想でカクテルに仕立てる“ミクソロジー”が注目を浴びている。

この進化し続けるクリエイティブなカクテルの世界に注目した「シーバスリーガル」が7月、今年で4回目となるカクテルコンペティション「THE CHIVAS MASTERS 2017」世界決勝大会を日本で開催。アメリカ、フランス、スイス、メキシコ、UAEなど世界から輩出された15名のファイナリストが、それぞれ独創的なレシピのカクテルとバーテンディング技術を結集させて、5ラウンドに渡るマスタークラス&チャレンジを戦った。

マスタークラス&チャレンジ(講義と課題カクテルの作成)の合間には銀座のバーを探訪、新宿ゴールデン街をめぐるなど親睦も深めたファイナリストたち。

飲料業界の世界的なエキスパート5人の厳正なる審査によって、栄えある優勝を射止めたのは、中国・上海のバー「Sober Company」と「Speak Law」で活躍する鈴木敦氏。鈴木氏はシーバスリーガル12年を使用し、日本のクラフトマンシップや心くばり、細部へのこだわりなどを表現したカクテル「THE DOUBLE TALK」を創作。今後このレシピが世界で共有されることを念頭に置き、世界中でカスタマイズできるように作られた点がとくに高く評価されたのだという。


「この栄冠を手にできて大変光栄です。それも私の故郷で。これは日本と中国の勝利だと思います」と語る優勝者の鈴木篤氏。


鈴木氏を優勝に導いたカクテル「THE DOUBLE TALK」。シーバスリーガル12年をベースに、ガーニッシュに抹茶塩を用いたクリエイティブな一杯。

第二位にあたるトップ5には、日本代表の櫻井将人氏(東京・銀座「ザ・バー草間 GINZA」)も輩出され、いわば日本勢がワンツートップを収めたかたちとなる。世界的にカクテルブームが喧伝されるなか、日本人のクリエイティビティが大きく評価された結果となった。


トップ5にランクインした櫻井将人氏。日々を和服で暮らす櫻井氏のカクテルメイキングにおける所作も大きな注目を集めた。

【シーバスリーガルについて】

スコッチ・ウイスキー「シーバスリーガル」は1801年、スコットランドにて創立されたシーバスブラザース社のフラッグシップ・ブランド。世界150ヶ国以上で愛飲され、日本では「シーバスリーガル12年」をメインに、日本限定の「シーバスリーガル ミズナラ」「シーバスリーガル 18年」「シーバスリーガル アルティス」「シーバスリーガル25年」「シーバスリーガル アイコン」の6アイテムを展開する。

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編集=秋山 都

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