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Dejan Dundjerski / Shutterstock.com

スタートアップの世界でよく使われる単語に破壊や混乱を意味するディスラプション(disruption)がある。スタートアップの多くは既存の市場を壊すことを目指し、業界の古いしきたりを打ち破った企業は称賛される。ウーバーやリフトなどの配車サービスが、旧来のタクシーやレンタカー業界を根本から揺るがしたことは記憶に新しい。

1190億ドル(約13.3兆円)のウエディング市場は、長らく老舗企業によって占められてきた。ミレニアル世代の女性起業家、ケルシー・ドーリーはその現状を変えようとしている。ドーリーがCEOを務めるVow To Be Chicは、史上初となるデザイナーズブランドのブライズメイド用ドレスのレンタルサービスだ。(米国の結婚式では複数のブライズメイド=花嫁介添人がお揃いのドレスを着る習慣がある。各結婚式のテーマに合わせたドレスであるため、大抵の場合、再び着る機会はない)

レンタルサービスのビジネスモデル自体は目新しいものではない。男性用タキシードのレンタルは昔から存在する。その一方で近年、インターネットを使った新種のレンタルサービスが次々に生まれており、高級ブランドのレンタルサービス「Rent the Runway」も様々なパーティドレスを揃えている。ブライズメイドを対象としたサービスだけがなかった。

多くのスタートアップ創業者と同様に、ドーリーの起業のきっかけは、今ある問題を解決したいという願いだった。ミレニアル世代の女性、特に多額の学生ローンを抱えた若年層には、ブライズメイド用ドレスを購入する余裕がない。「私自身、これまでに7回ブライズメイドを務めた経験があります。親友の結婚式に参加することは栄誉ある美しい体験ですが、お金がかかります」とドーリーは言う。

2013年、ドーリーはブライダル業界とレンタル業界で働いた経験をもとにVow To Be Chicのビジネスプランを練り、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のビジネススクールが主催するコンペ「Knapp Venture Competition」に応募。見事優勝し、会社を立ち上げた。現在一緒に働いているチームメンバーの大半は、ドーリーと同じミレニアル世代だ。

編集=海田恭子

 

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