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世界37カ国、700万人が愛読する経済誌の日本版

Rawpixel.com / shutterstock

「照れ屋で発言しない」「時間を厳守する」。日本人は海外で、このように評されることが多い。しかし、こうしたステレオタイプと、文化の違いを理解することが、国際社会で成功する鍵となる。

グローバル社会で働くビジネスパーソンには、「異文化理解力」という新時代の“教養”が不可欠だ─。文化間の誤解や対立を避けるための思考法について異文化マネジメントを専門とする、気鋭の教授に訊いた。

──国際社会で働く人が増えるなか、文化の違いに当惑する人が少なくありません。

エリン・メイヤー(以下、メイヤー):外国人と働く際、私たちの多くは行動するに当たってステレオタイプに頼ります。ただ、ステレオタイプの問題は不正確だということよりも、“不完全”だということです。

例えば、アメリカではフランス人は婉曲的だと思われており、フランス人はアメリカ人の方が率直だと考えがちです。確かにそうした面はありますが、批判や評価に限っていえば、フランス人の方がアメリカ人よりも率直な物言いをします。

アメリカでは前向きな言葉を交えながら相手の問題点を指摘しますが、フランスでは過ちを過ちとしてただすことが一般的です。なので、もしアメリカ人の上司が自国流にフランス人の部下の勤務評価をした場合、フランス人からすれば直接的な批判がなかったために評価されたものだと誤解する恐れがあります。

──“不完全なステレオタイプ”が誤解を生んでしまうわけですね。

メイヤー:国際的な環境で働く人は、常に微妙で複雑な文化の差異の影響を受け続けており、しかも、それは私たちが一般的に抱くステレオタイプとは異なるものだと知っておく必要があります。こうした「異文化理解力」を高めるために、「カルチャー・マップ」(下チャート)を作りました。

8つの指標はそれぞれ、マネジャーが自覚しておくべき分野を表しています。その分野内で両極端の特徴のうち、自分と相手の文化がどこに位置するかを示すことができます。


ただ、文化の違いを測る際に重要な点があります。それは、指標における各国の絶対的な位置ではなく、二つの文化の「相対的な位置関係」に注目することです。

例えば、「評価」の項目を見る限り、日中ともに、世界全体では間接的な評価を好みます。しかし、実際には日本人と比べて中国人の方が直接的な評価をしているわけです。ここでは、この“違い”の方が大事なのです。

インタビュー=フォーブスジャパン編集部

 

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