音楽プロデューサー、サイモン・コーウェルの呼びかけでアーティストらが火災現場近くのスタジオに集まって録音し、21日から配信が開始されていた。先日の火災では80名近くが命を落としたが、楽曲の収益は被害者らの遺族や復興の支援に充てられる。
Official Charts Companyのデータによると今回の「明日に架ける橋」は発売から2日間で17万ユニット(ストリーミングでの再生回数を加味した数字)の売上を記録し、先週半ばの時点で首位の座をキープしていた。このうちダウンロード販売による売上が16万9000件を記録しており、イギリスの人々の被災者らに寄せる思いの強さを示している。
サイモン&ガーファンクルが1969年にリリースした「明日に架ける橋」はポップス史上最高の名曲の一つとして語り継がれ、その後も様々なアーティストらによってカバー曲が発表されてきた。
今回のレコーディングにはワン・ダイレクションのリアム・ペインやルイ・トムリンソン、リタ・オラ、ジェシー・J、ピクシー・ロット、ロビー・ウィリアムズ、レオナ・ルイスらも参加した。