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2017.07.05 11:00

インディ500優勝!佐藤琢磨が語る「挑戦し続ける人生」

ハードスケジュールの合間をぬって凱旋帰国を果たした佐藤琢磨。疲れていないはずはない。だが、その顔には充実感があふれていた。

そのニュースは、世界中を駆け巡った。インディ500を初めて日本人が制した!7年間、苦難の道を歩み続けた佐藤琢磨がついに掴んだ頂点。決して諦めず、下を向かず、挑戦し続けたからこそ掴んだ勝利。佐藤の挑戦にゴールはない。

その勝利は、彼の“景色”を変えた。

「インディ500で勝つということは、想像していた以上にすごいことでした。特に北米では、普段レースに興味がない人でもインディ500の結果だけは知っている。数え切れないほどの祝福の言葉をいただきましたし、寝る間もないくらいの取材を受けています。勝利の余韻にひたる時間もないくらい(笑)。人生を変える勝利になったかもしれません。あらためてすごいレースで勝つことができたんだなと思いました」

5月28日、佐藤は日本人ドライバーとして初めて「インディアナポリス500マイル(インディ500)」で勝利の栄冠を掴んだ。F1モナコGP、ル・マン24時間耐久レースと並んで“世界三大レース”に数えられるインディ500。その注目度は、まさに世界レベルだ。佐藤にとっては、インディカー・シリーズ参戦8年目にして果たした快挙だった。

予感といっては大げさかもしれない。だが、ほのかな予兆めいたものはあった。今シーズン開幕直前、佐藤にインタビューをした。そのとき彼がこう語っていたのだ。

「今シーズンからアンドレッティ・オートスポーツに移籍しましたが、ここは常に勝利を追い求めるトップコンデンター。エンジニアもメカニックもF1と変わらないスタッフが揃っています。僕もこのチームで戦うためにクオリティの高いトレーニングを積み重ねてきた。今シーズンは、環境が整っている。僕自身チャンスだと思っています」

その言葉がわずか数カ月後に現実のものになるとは、そのときは思ってもみなかった。しかし佐藤は、最高速度380km、3時間以上のレースを制して見事ビッグタイトルをその手に収めたのだ。

「上位争いができるなというのは、最初にクルマに乗ったときから感じていました。それくらい完成度が高かったんです。予選でも4位に入り、残り30周まで順調に走れれば、間違いなくトップ争いができるという自信を持てた。本戦で走っているときも落ち着いてレースを組み立てることができました。途中、順位を落とすこともありましたが、焦りはなかった。ひとつずつ順位を上げていけば、最後に勝負ができるという確信があったんです」

走りながらこれまでと違う手応えを感じていたという佐藤。極限の集中力が途切れなかったのは、彼がリスペクトするライバルの存在があったからだという。

「すべてが完璧でなければ勝てないし、すべてが完璧でも勝てない。それがインディ500です。この7年間で悔しい思いもたくさんしてきました。でも今回はマシンもレース展開も完璧でした。チームワークの勝利です。最後までエリオ・カストロネベスと戦えたのも大きかったですね。彼は本当にすばらしいドライバー。彼と戦うことは、僕にとって大きな喜びなんです。彼がいたからこそ、僕はずっとワクワクした気持ちで走ることができたんです」

レースに魅せられ、ただひたすらに走り続け、気がつけば40歳を迎えていた。しかし、佐藤はいまなお、成長の途上にあると感じていると言う。この勝利もひとつの通過点に過ぎないのだ。

「この勝利でチームも僕も自信がついたし、モチベーションがあがりました。もっと前に、もっと上に、これからも挑戦し続けます」

まずは、今シーズンのシリーズ・チャンピオンシップ、そしてさらなる先を見据えて、佐藤は再び走り始めた。

右手の中指に燦然と輝くインディ500のチャンピオンリング。100年を超える歴史を誇るレースに、チャンピオンとして佐藤琢磨の名が刻まれることになった。

今シーズン、名門アンドレッティ・オートスポーツに移籍し大きな勝利を獲得した佐藤琢磨。実は、彼の人生にはもうひとつ変化があった。今年からスポンサーに加わった金属製カードで知られる「ラグジュアリーカード」を使っているのだ。

「ラグジュアリーカードを使ってみて、カードにも時計や洋服と同じ“持つ歓び”があると気づきました。今まではどうしてもポイントとかマイルばかり気にしていましたが、この金属の質感は特別。プラスチックとは違う満足感があります。レストランなどでこのカードをスッと差し出すと、店員が『オッ』という顔を見せる(笑)。カードを出すのが楽しいというのは、いままでにない感覚です」



アメリカで2008年に誕生したラグジュアリーカードは、その高いクオリティと24時間コンシェルジュサービスなど、繊細なサービスでセレブリティを中心に人気を呼んでいる。佐藤にとって、幸運を呼ぶカードとなった「ラグジュアリーカード」。あなたもその効果を試してみては、いかが?

佐藤 琢磨(さとう・たくま)◎1977年生まれ、東京都出身。レーシングドライバーとして2002年から08年までF1で活躍。10年からインディカー・シリーズに参戦。今シーズン、名門「アンドレッティ・オートスポーツ」に移籍。5月28日に日本人として初めて、インディ500を制した。「ラグジュアリーカード」のアンバサダーとしても活動中。

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 http://www.luxurycard.co.jp

Promoted by LUXURY CARD 編集=高城 昭夫

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