この調査結果は、200以上の国・地域で5億人超が利用するビジネス向け交流サイトのリンクトインにより発表された。
リンクトインはランキング作成に当たり、世界中の会員が取った次の3つの点に関する行動に着目した。
応募:求人情報を閲覧・応募した人の数。
積極的な関与:企業の求人ページを閲覧したり、現従業員とつながりを持とうとしたりした人の数。また、企業活動をフォロー・閲覧している人の数。
離職率:1年以上在職している従業員の数。
分析は2017年2月までの12か月間、従業員数500人以上の企業を対象に行われ、リンクトインと親会社のマイクロソフトは除外された。
リンクトイン会員が就職先として魅力を感じている企業上位12社は以下の通り。
1位 アルファベット
2位 アマゾン
3位 フェイスブック
4位 ウーバー
5位 アップル
6位 セールスフォース・ドットコム
7位 マッキンゼー・アンド・カンパニー
8位 LVMH
9位 ロレアル
10位 デル
11位 シスコ
12位 テスラ
1位はグーグルの親会社アルファベット。世界全体の現従業員数は7万2000人、昨年の売上高は900億ドル(約10兆円)、純利益は約195億ドル(約2.2兆円)だった。
2位はアマゾン。ワシントン州シアトルを拠点としたIT企業で、オンラインショッピングサイト運営、メディア事業、クラウド関連ビジネスを行う。昨年の純利益は24億ドル(約2700億円)、売上高は1360億ドル(約15兆円)。世界全体の従業員数は約34万1400人だ。
3位にもフェイスブックという超有名企業が続いた。同社が運営する世界最大の交流サイトの月間ユーザー数は先月の時点で19億人。同社はWhatsApp(ワッツアップ)やインスタグラムも所有している。昨年の純利益は100億ドル(約1.1兆円)以上、売上高は276億ドル(約3.1兆円)と、素晴らしい利幅を達成している。