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Data journalist covering technological, societal and media topics

ウラジーミル・プーチン大統領(Photo by Mikhail Svetlov/Getty Images)

ロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイは6月12日、市民らに参加を呼び掛けていた抗議集会の開始直前、自宅で警察に身柄を拘束された。

当局によれば、事前に許可を得ていた場所ではなく、開催場所をモスクワ中心部のトベルスカヤ通りに移動したことが原因だ。ナワリヌイは集会に必要なステージやスクリーン、音響機器を借りることを当局が妨害し、デモ参加者らを侮辱しようとしたと訴え、集会の場所を変更していた。

ナワリヌイはこの日、ロシア国内の200以上の都市での抗議活動の実施を呼び掛けていた。これに応じ、デモに参加した市民の数を見れば、この元弁護士が得ている支持の大きさがよく分かる。

ナワリヌイはデモへの参加を訴える中で、国民に向けて次のように述べた。

「私は変化を求めている。私は現代的な民主主義国家で暮らしたい。私たちの税金がヨットや大邸宅、ブドウ園に変わるのではなく、道路や学校、病院に使われるようにしたい」

ロシアでは来年、大統領選挙の実施が予定されている。立候補に意欲を示しているナワリヌイの信念は、世論調査機関レバダ・センターが実施した調査の結果を見れば、さらに強まることだろう。

国民の多くは政府高官の腐敗に怒っており、6割以上に当たる人たちが、その責任はウラジーミル・プーチン大統領にあると考えている。

だが、ナワリヌイは過去にも何度も逮捕されている。2012年には横領罪に問われ、本人は容疑を否認したものの、有罪判決を受けた。たとえ大統領選への立候補を希望しても、当局は執行猶予中であることを理由に、それを認めないだろう。ナワリヌイはこの判決について、政治的な動機によるものだと主張している。そしてその言い分は、今回の逮捕を受けてさらに正当性を高めることになるかもしれない。

ただし、それでもプーチン大統領実の支持率は高い。たとえナワリヌイが出馬したとしても、プーチンを倒すことは難しいといえそうだ。

以下、レバダ・センターが今年3月に実施した世論調査の結果の一部を紹介する。

政府の汚職に対するロシア国民の見方

- ロシア政府はどのくらい腐敗していると思うか?

・政府全体に深く根付いている ─ 47%
・最高指導部から一般職員まで全体に広がっている ─ 32%
・汚職は行われているが、大規模ではない ─ 13%
・何とも言えない ─ 7%
・汚職はほとんどない ─ 1%

- 反プーチン大統領派が指摘する政府高官による汚職について、大統領はどのくらい責任を負っていると思うか?

・全面的に─ 25%
・多くにおいて─ 42%
・部分的に ─ 20%
・他の人にも責任がある ─ 9%
・何とも言えない ─ 4%

n= 1600

編集 = 木内涼子

 

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