スポティファイがオリジナル音源強化 「カバー曲」が100作品突破

エド・シーラン (Photo by Christopher Polk/Getty Images)

音楽業界で重要な存在となったスポティファイは、オリジナルコンテンツに力を入れている。その中でも「シングルス(Singles)」というプログラムが人気だ。
 
2016年11月から始まったこのプログラムでは、アーティストが2つの楽曲をレコーディングし、スポティファイが独占的に配信する。1曲はアーティスト自身の比較的新しい楽曲だが、もう1曲は他のアーティストのカバーだという点が新しい。
 
スポティファイによると6月7日にエド・シーランが自身の楽曲である「キャッスル・オン・ザ・ヒル」と、ブリトニー・スピアーズの大ヒット曲「ベイビー・ワン・モア・タイム」のカバーを発表し、「シングルス」として100回目のリリースを記録した。
 
「シングルス」の企画で発表された楽曲は、これまでで合計1億回も再生されている。毎週水曜日に新しい2曲の組み合わせが発表されていることもあり、短期間でこれだけの再生回数に達したのだろう。このプログラムが1周年を迎えるころには再生回数も大幅に増えているはずだ。
 
これまでにスティングのようなスーパースターもこの企画に参加した。また、Mondo Cozmoやカルム・スコット、GRizなどの新人もいる。今後もバラエティあふれるアーティストらが、この企画に加わりそうだ。

編集=上田裕資

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事