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Applying the dark arts of satire, cynicism & humor to consumer tech.

Graphical_Bank / Shutterstock.com

サンフランシスコでは、自動運転車に続いて自律走行するデリバリーロボットのテストが行われている。市民の一部からはロボットに仕事を奪われることを不安視する声が挙がる中、市会議員のノーマン・イー(Norman Yee)は、歩道からロボットを排除する法案を市議会に提出した。

サンフランシスコの警察署長であるロバート・オサリバン(Robert O’Sullivan)も、ロボットが歩道を走行することは子供や老人、体の不自由な人々にとって危険であり、交通上のリスクにもなり得るとしてイーに同調している。イーとオサリバンの主張は、ロボット反対論者の典型的な言い分だ。

ロボットメーカーの「マーブル(Mable)」などが開発したデリバリーロボットは、配達時間を短縮し、大気汚染物質の排出量削減にも貢献する。また、レストランやオフィス用品の販売店は、配達コストを削減できる。アマゾンが生鮮食品の販売を開始し、今後はますますデリバリーロボットが活躍する機会が増えることが予想される。

ロボット反対論者たちの主張通り、人間の配達員は減少するかもしれないが、配達される商品のボリュームが増えれば、その分店舗や倉庫で働く人が増えるはずだ。近い将来、アマゾンやグーグルによるドローン配送が普及し、シリコンバレーではデリバリーロボットが人々の生活に欠かせなくなるだろう。まさにスターウォーズの世界が現実のものとなるのだ。

デリバリーロボットのメーカーである「Starship Technologies」のアドバイザーであるBrad Templetonは、次のように述べている。

「デリバリーロボットは、自動運転車よりも早く実現できる。それは、デリバリーロボットが人を傷つける心配がないからだ。配達するピザを台無しにするかもしれないが、それほど大騒ぎすることではない」

「Starship Technologies」は、ドミノ・ピザと提携してデリバリーロボットのテストを実施している。「サンフランシスコでデリバリーロボットが禁止になったとしても、テストを行う場所は他にいくらでもある。最初から完全なルールを作る必要はない。各州が個々にルールを作って、ゆくゆくは最も優れたものに統一すれば良い」とTempletonは話す。

テクノロジーの進化を止めることはできない。可愛らしいロボットが配達をしてくれるのであれば、なおさらだ。

編集=上田裕資

 

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