面接で絶対に口にしてはいけない7つのこと

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4. 「私は〜があまり得意ではありません」

自分が弱みだと思い込んでいることについて質問するべきではない。「ビッグデータについてはあまり知らないのですが……」などと自分から話題を持ち出さないこと。聞きたいことがあれば、面接官の方から質問するはずだ。

5. 「私は仕事熱心です」「物覚えが良いです」など

こうした言葉を言うよう教えられている就活者は多いが、ひれ伏して職を懇願するようなことはあなたにしてほしくない。こうすることで、あなたは自分の価値をおとしめてしまう。

長く人事部長を務めてきた経験から私が言えるのは、採用プロセスで求職者が懇願するようなアプローチを見せることほど、その求職者に対する採用マネジャーの自信を砕くものはないということだ。そもそも自分は物覚えが良いなど、どうやって分かると言うのか?

働く価値のある会社は、あなたの思考や過去の達成事項・学びに関するエピソード、あなたの人となりに魅力を感じて採用するものだ。

6. 「前職では解雇されました」「仲たがいで仕事を辞めました」

「前職の退職理由は?」という質問には「辞め時でした。とても多くのことを学びましたが、チャレンジがだんだんと減ってきました」という風に答えることが鉄則だ。

面接で「解雇された」「仲たがいで辞めた」などと言う必要は全くない。仲たがいは結局のところ主観的なものなのに、ネガティブな印象を与えてはもったいない。

7. 「出社時間を守ることはどれくらい重要でしょうか?」

出勤・退勤時間を含む勤務時間について面接官に質問するのはもちろん適切だ。しかし「どれくらい出社時間に厳しいか」を聞くことで面接官の信頼を壊したくないだろう。

フレックスタイムで働きたいのであれば「この職務では一般的に、柔軟な勤務時間は許されていますか?」と聞けば、高校生のアルバイト面接のような質問にならず、社会人としてのあなたの姿勢を正しく示すことができる。

呼吸を止めず、自分を批判する声を会話にできる限り挟まない。そして次のことを覚えておく。面接で起こることは、予定通り、起きるべくして起きている。失敗などはない、そこから学ぶだけだ。

編集=遠藤宗生

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