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I write about the future of mobility and evolution of transportation.

360b / Shutterstock.com

ウーバーは5月31日、同社の自動運転部門のトップを務めたアンソニー・レバンドウスキーの解雇を発表した。その翌日に今度は同社で長年CFOを務めたGautam Guptaが会社を離れ、ベイエリアのスタートアップ企業に移籍することが明るみに出た。

ウーバーによるとGuptaの離職は、同社が今年の第1四半期に7億800万ドル(約790億円)の損失を計上したこととは無関係だという。

ウーバーはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の取材に対し、今期の売上は18%上昇し、34億ドルに達しており四半期あたりの損失は前期の9億9100万ドルから7億800万ドルに縮小したと回答した。

巨額の損失を出し続けているにも関わらず、ウーバーは「グローバル進出を進める中で予約件数は9%の伸びで、この結果に満足している」という。広報担当者は声明で「今期の結果は弊社のビジネスの健全性を示しており、損失額の縮小は将来の発展に向けての良い兆しと捉えている」と述べた。

Guptaは、ウーバーに4年間在籍し、同社の驚異的な成長を支えてきた。ウーバーCEOのトラビス・カラニックは「Guptaはファイナンス部門を強力にリードしてくれた。彼の存在なくしては会社のここまでの発展はなかった。彼が業務に注いでくれた情熱に感謝したい」と述べた。

Guptaの離職の原因が何であったにせよ、アルファベットとの間に自動運転技術の盗用訴訟問題を抱えるウーバーに、また新たな試練が降り掛かったことは間違いない。ウーバーにはソフトウェアの不正使用により当局の捜査を妨害した疑いもかかっており、今年の3月には前社長のジェフ・ジョーンズが就任後1年足らずで辞任していた。

さらに、ウーバーは社内でセクハラ問題が発生した後、規律の引き締め役を担う新COO探しを行っているが、数ヶ月が経過した今もそのポジションは空白のままだ。

ウーバーはGuptaに代わるCFO探しを進めており、その条件を上場企業の財務担当の経験を持つ人物としている。しかし、ウーバーが直面する困難は他にもまだまだある。交通の未来を変革するスタートアップとして急成長を遂げ、ライドシェア分野の王者となったウーバーは今、大きな岐路に差し掛かっている。

編集=上田裕資

 

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