ユーチューブの女性社員比率は30%
「既に社内に居る女性たちにも、一層の働きかけが必要だ」と彼女は言う。今年3月にVanity Fairに寄稿した記事でウォシッキーは、ユーチューブで働く女性従業員の比率は彼女がCEOに就任以来、24%から30%まで上昇したと述べた。
ウォシッキーは今回のイベントで、若い女性たちを勇気づけ、自信やビジョンを持たせることがいかに重要であるかを説いた。「自分が大学で学んだ一番大切な事の一つは自分のために考える事。そして、誰にも邪魔をさせないということだった」と彼女は言う。
ウォシッキーは今後、高校の授業に外国語と同じレベルでコンピュータ・サイエンスが取り入れられることを願っている。「コンピュータ・サイエンスには文学と同じパワーがある。仮に全人口の14%程度でも文学に親しむ人たちが居れば、世界はもっと違ったものになると思う」
「テクノロジーには未来を作り出す力がある」とウォシッキーは言う。「物事を違った角度から見つめることが、これからの時代を生み出すのです」と彼女は続けた。