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2017.06.01

世界の「価値あるユニコーン」、テック系が197社で大半占める

(Bernard Weil/Toronto Star via Getty Images)


ユニコーンが多い国

そのほか調査では、ユニコーンのおよそ半数以上(54%)が米国に拠点を置くことが確認された。その他にユニコーンが多いのは、中国(23%)、インド(4%)、英国(4%)、ドイツ (2%)、韓国(2%)となっている。これら以外の国には、3社以上のユニコーンはなかった。

また、米国に拠点を置くユニコーンに最も積極的に出資しているベンチャーキャピタルの上位3社(案件ベース)は、セコイア・キャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ、コースラ・ベンチャーズだ。

「デカコーン」の登場

「デカコーン」とは、時価総額が100億ドルを超えたユニコーンのことだ。世界のユニコーンの7%に当たる以下15社が、デカコーンの仲間入りを果たしている。

・ウーバー
・滴滴出行
・小米科技
・エアビーアンドビー
・パランティア・テクノロジーズ
・呂金所(Lu.com、中国、資金管理プラットフォーム、185億ドル)
・互連網+(China Internet Plus Holdings/ インターネットプラス、中国、共同購入サイト、180億ドル)
・ウィーワーク(WeWork、米国、コワーキングスペース、169億ドル)
・スペースX(SpaceX、米国、ロケット・宇宙船開発、120億ドル)
・ピンタレスト(Pinterest 、米国、画像共有サイト、110億ドル)
・今日頭条(Toutiao/ ジンリー トウティアオ、中国、ニュース配信アプリ、110億ドル)
・フリップカート(Flipkart 、インド、電子商取引、100億ドル)
・ドロップボックス(DropBox、米国、クラウド型データストレージサービス、100億ドル)
・インフォア(Infor、米国、エンタープライズソフトウェア、$100億ドル)
・DJI(DJI Innovations、中国、無人自動空撮システム、100億ドル)

[訂正]一部企業の数に誤りがあったため、タイトルと本文を訂正しました

編集=木内涼子

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