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I write about financial markets, exchanges, IT and trading technology.

Matej Kastelic / shutterstock.com

地中海に面し、ほか三方をフランスとの国境に囲まれたモナコ公国には昔から、世界中の富豪や有名人たちが集まる。自動車レースF1シリーズの第6戦、モナコGPの決勝が5月28日に行われたばかりのモナコは、世界で最も「百万長者(ミリオネア)」の人口密度が高い都市だ。

モナコに住む人のおよそ3人に1人(30.6%)がミリオネアであり、100万ドル(約1億1130万円、1軒目の住宅の価値を除外)を超える資産を保有している。ただし、割合は昨年の31.1%からわずかながら低下した。世界の富がアジアに移動していることや、モナコの不動産価格が急騰したことも、同国を離れる富豪が増えることにつながったと見られている。

調査会社の英グローバルデータ傘下のウェルスインサイトが実施、25日に発表した調査結によれば、ミリオネアの人口密度はその都市に暮らす住民に占めるミリオネアの割合で算出される。最新のランキングの2~4位はスイスの都市が占め、5位には英ロンドンが入った。

上位は欧州の都市が大半

2016年に同ランキングの上位に入っていた全ての都市で、今年はミリオネア人口密度の低下が見られた。

スイスは法人税率が低く、富裕層の所得税も低率のため、数多くの国際企業が本社を置き、それら各社のトップも同国内に居住している。商業の中心地である3位のチューリヒは、人口の5.2%がミリオネアだ。だが、同地もモナコと同様、割合は前年から低下している(2016年は24.3%)。順位も2位からワンランク下げた。上位に入った都市の中で、前年比で二桁の減少を記録したのはチューリヒと、2位のジュネーブだけだった。

ウェルスインサイトは、世界的に脱税に対する取り締まりが強化されていること、「パナマ文書」(各国の企業・個人による租税回避行為を明らかにするパナマの法律事務所から流出した内部文書)と同様の情報漏えいやそれらによる評判の低下への懸念から、モナコをはじめとするタックスヘイブンの「需要」が低下したと指摘している。

編集=木内涼子

 

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