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ポージングディレクター・俳優・モデル・イメージコンサルタント

Olena Yakobchuk / shutterstock.com

「最近、疲れてる?」と言われたことはないだろうか?

人の印象を決める要因は、服装や髪型、メイクなどいろいろあるが、すぐに変えられないものに”姿勢の癖”がある。そして、それが疲れた雰囲気を醸し出すことは少なくない──。

では、普段からどんなことに気をつけたら姿勢は良くなるのだろう?

脳で姿勢はつくられる

そもそも、癖がつくのは自分でその動きを選択しているからだ。筋肉は脳からの指令で動くが、反対に筋肉の動きから脳にも情報は送られ、集積される。そうして蓄積された中で情報量の多いものを、脳は正しい動きと判断する。

例えば、「パソコンにしがみつくようにしたほうが集中できる」とその体制を続けていると、脳もそれが正しいものだと疑わなくなり、癖になっていく。結果として、ありがたくない“ねこ背”になる。

逆を返せば、この学習する脳の癖を利用すれば「長時間座りっぱなしのときは、席を立ったら伸びをする」という行動の習慣化もできる。その際のコツは、複雑な動きにしないこと、そしてその動き自体が楽しいことだ。

ちなみに“伸び”は、背中をそらさず腕を高く挙げるだけでも十分。凝り固まった筋肉のストレッチができ、滞っていた血流が良くなり、ストレスも軽減される。

ながら運動でスマートに

しかし、良い姿勢を保つには基礎筋力が大切だとわかっていても、忙しい時期に運動する時間をつくるのは難しい。

実際、20歳~70歳以上の成人が週に1回以上スポーツをしている率は、「20代~30代の若者が全世代の平均より約1.3倍低い」(内閣府「東京オリンピック・パラリンピックに関する世論調査」平成27年度)。これでは次世代を担う若者は、ますます“ねこ背”になってしまう。

確かに、運動の時間をとるとなるとハードルが高いが、日常に運動をプラスすることはできるはずだ。

例えばおすすめは、歯磨きをしながらの「片足立ち」。体重を支える面積(支持基底面)が半分になるだけで、激しい運動をしなくても負荷がかかるるため、下半身の太ももやふくらはぎの筋力を鍛ると同時に、バランス感覚を取り戻せるのだ。左右の足を交代してみると、左右の筋力のアンバランスもチェックできる。

やり方は簡単。まず、片足を軽く上げ、地面についたままになっている軸足のくるぶしにピタっとつけ、約1分間キープする。上半身がグラグラしてしまう場合は、上げた足のつま先を地面につけてみると安定する。

つま先をつけなくてもバランスが取れる人は、持ち上げた足先を軸足のひざの高さまで上げて、ひざの横にぴったりつける。さらに股関節がやわらかい人は、その持ち上げた足のひざを外側に開き(ヨガの「木」のポーズといわれる)正面から見たときにひざの形を「</>」にする。歯磨きをしながらだと、腕の振動で上半身が少し揺れるが、ゲームだと思ってバランスをとってみよう。

この「片足立ち」では、骨盤を支える中臀筋(ちゅうでんきん・お尻の筋肉)を鍛えられるため、歩くときに横揺れしなくなり、若々しくスマートな印象に。続けて習慣化すれば「疲れてる?」と言われることも減るだろう。

文=中井信之

 

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