3. 自分に「誇り」を持つ
「私は自分の得意とすることを仕事としていると考えており、自分の仕事に大きな誇りを持っている。だが、私を定義するのは仕事ではない。私を形作るのは道徳心であり、価値観であり、そして家族だ。家族は他の何よりも大切だ。その家族がいる上に、さらにビジネスで成功できたことを、幸運なことだと思っている」
4. 「えり好み」をする
「年齢を重ねることで得られる素晴らしいことの一つは、若いころに比べて、一緒に時間を過ごす人を自分で選べるようになるということだ。」
「私たちが持っているエネルギーの量は決まっている。それを奪い取る人たちと一緒にいる時間はない。人生は短いのだ。友人や恋人には、自尊心を高めてくれたり、その他のさまざまなことにより良い感情を持たせてくれたりする人を望むはずだ」
5. …から「卒業する」
ロスは、人が自分をどう思っているか、どう評価しているかについて、気に病むことはしない。
「人から好かれたいとは思うが、相手が自分を嫌いでも、そのことで眠れなくなったりはしない。私は自分がどんな人間かをよく知っているからだ。何を支持するか、どのような道徳観、価値観を持っているか、分かっているからだ」
「全ての人を喜ばせることはできないが、自分自身を幸せにすることはできる。ただ、自分を幸せな気持ちにさせるためには自分自身と、自分がよって立つものを知る必要がある」
6. ほぼ何にでも「イエス」と言う
「何にでも応じてみることだ。だが、それはあなたが何かをする機会を与えられる場合に限ってのことだ」
ロスによれば、「何でも」は自分なりに考えた上でのものでなくてはならない。そうでなければ、しようとすることが減り、実際に取り組むことは何もないという「弱点」を作ってしまうことになる。
「どのビジネスでも、実行することが非常に重要だ。そして、一度に全てを実行することはできない」