2. 好奇心を失わない
世界は急速に変化しており、技術発展は私たちの生活のほぼ全側面を変え続けている。効果的なリーダーは、過去の成功に甘んじている余裕などないことを理解している。プロジェクトを成功に導いたとしても、一方で周りの世界を形作る最新のトレンドやトピックについていく必要があることを知っている。
米ビジネス誌ファスト・カンパニーによると、偉大なリーダーの特徴の一つは自分の知らないことを認め、常に質問をすることだ。読書や、他部署の同僚との会話、外の世界の探索など、自分の好奇心を満たす時間を作ることで、より良い解決策や先進的なアイデアが生まれる。
3. 質問をし、耳を傾ける
効果的なリーダーシップとは、自分の意見を聞いてもらうことが全てではない。周囲の意見を聞くことも同様に大切だ。グーグルの人材育成プログラム共同設立者、ジェニー・ブレイクは「複雑な、あるいは難しい会話では、75%を聞くことに集中し、助言に充てる時間は25%のみにすべきだ」と話す。聞き上手であることはリーダーとして当然だと感じるかもしれないが、これを優先事項としない人は多い。
同僚との直近の会話を思い出してほしい。相手の言葉は耳に入っていたかもしれないが、本当に真剣に聞いていただろうか? 自分の考えや懸念が考慮されていないと従業員が感じてしまうと、職場での不信感が増大し、仕事への熱意が低下してしまう。
有能なリーダーは周りの人との会話を毎日の習慣とし、周囲の言うことを積極的に聞いている。リーダーであり、自社の対外的な顔であるあなたは、自社ブランドの最新情報を効果的に宣伝するためのインタビューのコツを一つや二つ身につけているはずだ。
こうしたコツを次回同僚と話す際に取り入れてみよう。あなたが身近な存在であり、受け入れ姿勢をみせていれば、従業員は自分の意見やアイデアを安心して伝えるようになる。
偉大なリーダーシップとは、スキル、経験、そして健康で生産的な習慣の継続のたまものだ。こうした習慣を自分の日常生活に取り込もうと努力すればするほど、自分や同僚の活躍を促進できる。